GW 残雪の谷川連峰馬蹄型縦走初日、土合→白毛門→笠ケ岳 の模様です。
谷川連峰馬蹄型縦走登山日:4月24日~26日



朝4時過ぎ自宅で起床、北穂高岳へ登るつもりで就寝した僕だったのだが
改めて天気予報をチェックすると、向こう3日間は晴れる予報なのである。

4月に入り気温が低めに推移した事・今冬の降雪量が多かった事で
今年は例年になく残雪が期待できそうな条件が揃っている。

どうせなら縦走でもして、雪たっぷりの上州越後辺りの残雪・雪山風景を味わってみたいという思いが
ふつふつと寝起きの僕の中で湧き上がってしまったものだから、もう止める事はできない。

北穂高岳登山は中止し(北アルプスは来年でも行けるさ)
以前から、是非歩いてみたいと思っていた谷川連峰馬蹄型縦走を決行する事とする。
土合→白毛門→笠ケ岳→朝日岳→七ツ小屋山→武能岳→茂倉岳→一ノ倉岳→谷川岳→土合
馬蹄型に縦走して再び土合まで戻ってくるコースであり、ロマンじみたものを煽ってくれる縦走路だ。

5時30分頃東京の自宅を出発、関越道で高崎辺りまで来ると谷川連邦がちらほら見え出す。
近づくにつれその雪の多さと共に、山頂部付近を覆う、ぶ厚い雲が確認できるようになる。

水上インターで降り食料を調達、8時頃「あられ」降りしきる土合に着いた。
う~~~む・・・・・・・  非っ常~~~~~~にテンションの上がらない状況である。
やっぱり予定どおり北穂高岳へいっておけば良かったのか・・・  やってしまったのだろうか!

後悔にさいなまれつつ暫し車内で待機
携帯電話サイトで天気予報をチェックしてみると、どうやら雨雲が現在通過しているらしい。
昼前にはこの雨雲も抜ける予報なので、ここはそろそろ重い腰を上げよう。

うだうだと登山靴・スパッツを履き、アウターのフードを被ると9時頃
天気の回復を信じ、まずは白毛門へ向けゆるゆると歩き出した。

50分程も、未だ雪の少ない急尾根を上ると樹間より谷川連峰東面が見え出すのだが
山頂部は相変わらず雲の中、北東方面より時折顔を見せる青空を支えに高度を上げる。

click_to_expand_12.gif    谷川岳山頂部を雲が覆っている
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11時15分頃「松ノ木沢ノ頭」まで来ると雪も明瞭となり、樹林帯を抜け吹きさらしの尾根となる。
時折吹く冷たい風の中、白毛門山頂部までひたすら急尾根を直登して行く。

高度を上げるに従い、つぼ足では若干歩き辛くなってくるが、アイゼンを装着できそうな箇所もない為
白毛門まではこのまま上る事にする。(松ノ木沢ノ頭辺りで履いておくべきだった)

さきほどまで厚い雲で閉ざされていた谷川岳方面上部にも、徐々に青空が覗き始め
天候回復への期待感が高まってくる。このまま晴れてくれ!

click_to_expand_12.gif    青空が覗いてきた
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急斜面に喘ぎつつ12時30分頃、ようやく白毛門へ到着した。
僕が白毛門へ着くのを待っていたかのように、再び雲が青空を閉ざし、あられも降り出してきた。
去年3月、絶景で僕を迎えてくれた白毛門であったが、今日はそっぽを向かれてしまった。

click_to_expand_12.gif    白毛門山頂付近より笠ケ岳・朝日岳方面
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click_to_expand_12.gif    晴れているとこんな感じ(昨年3月の模様)
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click_to_expand_12.gif    晴れているとこんな絶景が・・(昨年3月の模様)
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朝日岳方面をふと眺めると、小烏帽子ピークへ向け3人の登山パーティーが上っているのが見える。
「彼らも寒いのだろうなぁ・・ 来た事を後悔しているのだろうなぁ・・」 などと思う。

4月末の真昼間とは思えない寒さの中、冷えて不味いカレーパン・行動食などを食らうと
アイゼンを装着し1時15分頃、笠ケ岳へ向けゆるゆると歩き出した。

click_to_expand_12.gif    笠ケ岳上りより白毛門を振り返る
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click_to_expand_12.gif    笠ケ岳上りより未だ雲被る谷川岳
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いったんコルまで80mほど高度を下げると再び急尾根となり、40分も喘ぐと2時過ぎ
寒風・あられの中、笠ケ岳へ到着した。

click_to_expand_12.gif    笠ケ岳より小烏帽子・大烏帽子方面
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相変わらずの曇天、景色を眺める事もほぼ無く、1分ほど下ると「笠ケ岳避難小屋」がある。
当初予定では朝日岳北方の平地に幕営しようと思っていたのだが、迷う事なく中止
ここはありがたく避難小屋を利用させて頂こう。

click_to_expand_12.gif    笠ケ岳より白毛門方面
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かまぼこ型の笠ケ岳避難小屋のドアを開けると中は狭く、4人が精一杯といったところか。
エアーマットを拡げくつろぎスペースを作ると、お湯を沸かし粉末レモンティーで体を温める。

click_to_expand_12.gif    笠ケ岳避難小屋内部
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「贅沢に避難小屋貸切だろう~」 なんて思ってゆったりしていると3時頃、お1人ご到着。
今更外へテントを張る元気も無い為、葛藤を振り切り妥協・融和へ割り切ろう。

あとは、水を作ったり・酒を飲んだり・ラジオ聴いたり・飯食ったり・会話したり で
7時過ぎ、ますます強まる風・あられの中、シュラフへと潜り込んだ。

お願い!  明日晴れて!!!!

谷川連峰馬蹄型縦走2日目の模様はコチラからどうぞ



谷川連峰馬蹄型縦走1日目のGPSログTanigawarenpou_Batekeikei_map_0001.gif


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