2009年8月19~21日
新穂高→樅沢岳双六岳笠ケ岳縦走登山 2~3日目の模様です。
初日の模様はコチラ



[2日目]
3時頃起床、外へ出て空を見ると薄い雲が所々広がりながらも星もでており、まあ晴れそうである。
即席味噌汁にモチを入れた適当雑煮を喰らい、寝袋・エアーマットなどを収納
簡易ザックへ防寒着・水・行動食を詰めると、テントを張りっぱなしで樅沢岳へ向け出発する。

30分も登るとまだ日の出前の5時頃、樅沢岳山頂へ到着、
笠ケ岳がきれいに望める場所を探すとそこへ座り、日の出を待つ事とする。

と5時30頃、表銀座方面から太陽が昇ってきたのだが、ちょうど下層の薄雲が太陽方向に重なり
いまひとつ明瞭に日差しが射し込んでこない。 が、20分ほども粘っているとようやく日が射し始める。

笠ケ岳方面の展望が予想通り素晴らしい・・・・・
弓折岳・抜戸岳と優美に連なる尾根の向こうにどしっと構える笠ケ岳、美しい山岳風景である。

click_to_expand_12.gif    樅沢岳より笠ケ岳方面
thum_Kasagatake2009_0001.jpg

奥穂高岳焼岳などから眺める、巨大な単独峰の如き笠ケ岳の印象からは想像できないパノラマ、
お目当ての景色にご満悦だ。

風景に満足するといったん双六小屋へ下り、今度は双六岳へ向け登り始める。
既に太陽は完全に薄雲を抜け、さんさんとお日様の光が注いでおり、最高に気持いい。

登り始め暫くは、各所がお花畑となっており、コバイケイソウハクサンイチゲツガザクラなどが
清々しい高原風景を演出してくれ、楽しい散歩となる。

click_to_expand_12.gif    コバイケイソウと鷲羽岳
thum_Kasagatake2009_0002.jpg

click_to_expand_12.gif    双六小屋付近より穂高岳方面
thum_Kasagatake2009_0008.jpg

click_to_expand_12.gif    ハクサンイチゲ咲く花畑
thum_Kasagatake2009_0007.jpg

click_to_expand_12.gif    双六岳上りより笠ケ岳
thum_Kasagatake2009_0006.jpg

急登で2811mピークまで来るとやがて広くなだらかな道となり、笠ケ岳などを眺めつつのんびり進む。
山頂付近で岩ゴロを抜けると8時前、双六岳山頂へ着いた。

北方方面に鷲羽岳・水晶岳・薬師岳、西方に近く黒部五郎岳、南東にギザギザの穂高連峰
南方にはこれから向かう笠ケ岳の向こうに乗鞍岳・御嶽山などが一望の下

click_to_expand_12.gif    双六岳より薬師岳・三俣蓮華岳・水晶岳
thum_Kasagatake2009_0004.jpg

click_to_expand_12.gif    黒部五郎岳
thum_Kasagatake2009_0003.jpg

いんやぁ~~~~~    たまらんねぇ~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・・・・!!!
朝の清々しい山岳風景の真っ只中、いつものように幸せが僕を包み鳥肌である。

click_to_expand_12.gif    双六岳より笠ケ岳方面 奥に焼岳・乗鞍岳・御嶽山
thum_Kasagatake2009_0005.jpg

30分ほど心行くまで景色を味わい尽くすと後ろ髪引かれながら出発、9時頃再び双六小屋へ下る。
ここで水をありがたく頂戴するとテント撤収、改めて笠ケ岳へ向けゆるゆる歩きだした。

click_to_expand_12.gif    快適な双六小屋のテン場
thum_Kasagatake2009_0009.jpg

常に西方に槍ヶ岳・穂高連峰を眺めつつアップダウンの尾根歩きが続き、飽きる事は無い。
木杭が無く、山頂部分が明確ではない弓折岳から大きくコルまで下ると、大ノマ岳へ急斜面を登り返す。

click_to_expand_12.gif    西鎌尾根携える槍ヶ岳
thum_Kasagatake2009_0011.jpg

click_to_expand_12.gif    樅沢岳方面を振り返る
thum_Kasagatake2009_0010.jpg

斜度が緩やかになり、やがてハクサンイチゲのお出迎えを過ぎると12時頃、大ノマ岳へ着いた。
いったん大休止、食パンにハム・スライスチーズを乗せると夢中でそれをかぶりたおす。

click_to_expand_12.gif    大ノマ岳手前の花畑
thum_Kasagatake2009_0012.jpg

ここから再びコル「秩父平」へ向け大きく下ると、ザレ気味の急斜面を登り返す。
稜線まで上がると暫く山陰で見えなかった笠ケ岳が再び姿を現す。

click_to_expand_12.gif    秩父平付近より穂高岳方面
thum_Kasagatake2009_0013.jpg

ここまで来れば目の前にど~~んと近く見えると思ったのだが、未だ尾根が長く、遥か遠くに感じられる。
「思ったより遠いなぁ~~~・・・・・・」

click_to_expand_12.gif    抜戸岳付近より笠ケ岳
thum_Kasagatake2009_0014.jpg

やがて斜度が緩んでくると左手、岩ゴロ方面へと踏み跡があり
それを辿るように暫し登ると2時頃、抜戸岳山頂へ出た。

湧きつつあるガスの向こう、奥穂高岳・ジャンダルムのギザが迫力である。
笠ケ岳方面の展望は、逆光&ガスでパッとしないが
コレ、快晴の朝であれば、堂々とした笠ケ岳の最高の眺めを味わえるポイントではないだろうか。

click_to_expand_12.gif    抜戸岳より穂高岳
thum_Kasagatake2009_0015.jpg

あとは疲労を感じつつ、緩急のアップダウン尾根を1時間ほど黙々と進むと3時30分頃、
ようやく笠ケ岳山荘下のテン場へ到着した。

きれいに整地された広めの場所へテントを設営、「水場」の標識に従い岩場を少し下ってみるが
すでに涸れているようだ。

天気予報によると明日は曇りの予報で、今のところ山頂付近はガスっていない為
暫く休むと、晴れている今の内に笠ケ岳へ登る事にする。

岩ゴロを5分ほどの上りで笠ケ岳山荘、酔っ払ってハイテンションの登山者達が、なにやら大声で
騒いでいる。  テン場と山小屋が離れていて良かった・・・

小屋から更に10分も岩ゴロを登ると5時前、案外あっけなく笠ケ岳山頂へ着いた。
雲に遮られあまり視界は開けないが、抜戸岳・弓折岳へと歩いてきた尾根を眺めると感慨深い。

click_to_expand_12.gif    笠ケ岳山荘付近より抜戸岳方面
thum_Kasagatake2009_0016.jpg

北方方面の雲は低く、黒部五郎岳・薬師岳などは望めるものの、穂高・槍は雲で全く見えず残念!
笠ケ岳の素晴らしさを半分も味わっていないであろうこの展望に
「こりゃぁ~ またいつか快晴の時に来ないとなぁ~~~・・・」  だった。

click_to_expand_12.gif    笠ケ岳山頂
thum_Kasagatake2009_0017.jpg

下りつつ笠ケ岳山荘でテン場受付、水をありがたく頂いてテントへ戻る。
飯を喰らいつつラジオで天気予報を聞くが、やはり明日の天気は良くないようである。
で、希望をもてないまま就寝。

[3日目]
朝から小雨混じりの中、テント撤収
厚い雲に視界が利かない笠新道を、只々・黙々・淡々と下り、10時30頃ダート林道と合流。
更に只々・黙々・淡々で11時30頃、新穂高へ戻った。

絶対また来るぞ  快晴の笠ケ岳!!!


登山ブログランキング参加中です 左下の登山ボタンを「ぽちッ」と押してくれるとうれしいなあ~~
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ     あなたのその優しい「ぽちっ」がこのブログを支えています。
にほんブログ村




関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://sliderbill.blog92.fc2.com/tb.php/93-96308eda