2009年8月11~12日 針ノ木岳~種池縦走 立山剣岳大展望登山2日目
蓮華岳→針ノ木岳→スバリ岳→赤沢岳→鳴沢岳→岩小屋沢岳→種池→扇沢 の模様です。
1日目、扇沢→針ノ木小屋の模様はコチラ


 
[8月12日]

朝3時頃起床、テントの外へ出て見ると空には星が、今日は晴れそうだ。 よしよし!!!
たまごスープにもちを入れた雑煮を喰らうとテントを撤収し、とりあえず大ザックにぶち込みデポ、
簡易ザックに防寒着・水を詰め4時20分頃、まずは蓮華岳へ向け歩き出す。

ヘッドランプを付けゆらゆら上り、肩辺りで蓮華岳山頂部が見える頃には空が白みだしので
ヘッドランプを外す。

肩を過ぎ、緩やかな尾根道を上り切ると5時過ぎ、蓮華岳山頂に到着した。
ご来光直後の朝陽に、次々と峰々が照らし出されていく、贅沢で素晴らしいひと時だ。

無論、眺めは最っ高~~~~!!!!!

蓮華岳より南方方面 朝日に浮かび上がる北アルプスの美しい峰々
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スバリ岳・赤沢岳の尾根越しにそびえる立山・剣岳が、モルゲンロートに染まり美しい。
南に目を移していくと、薬師岳・水晶岳・野口五郎岳・槍ケ岳・穂高連峰などが一望のもと。
その雄大な連なりは、簡単に僕の予想を超えてしまう絶景であった。
いやあ~~ 2日粘って良かった。  やっぱり北アルプスって 「たまらん」!!!!!

尾根の向こうに剣岳
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モルゲンロートの赤い時間帯が終わるまで、ぼけ~~~っと風景に浸ると、針ノ木岳へ向け出発。
尾根をのんびり歩いて行くと、強くなる陽の光に照らされ、風景はより鮮明度を増し
空の青・木々の緑・雪渓の白、美しい夏山の色合いがみるみる鮮やかに変化していく。

これから登る針ノ木岳
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針ノ木のテン場まで戻ると簡易ザックを畳み、荷物を詰め直すと大ザックを背負い
改めて針ノ木岳へ向け登り始める。

針ノ木岳上りよりスバリ岳・赤沢岳
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比較的きつめの尾根を、時折岩などを踏み揚げつつ高度を上げて行く。いったん肩の下をトラバースし再び尾根へ出てくると南側の展望が開け、高瀬ダムの向こうに槍ケ岳が天を指している。

開けていく風景を楽しみつつ尾根の一上りで7時20分頃、圧巻の展望が待つ針ノ木岳山頂へ到着した。

高瀬ダムの向こうに槍・穂
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素晴らしい・・・・・・・  素晴らしい山岳パノラマ風景だ・・・・・・・・・・・
黒部湖の向こう、勇壮にそびえる立山剣岳の展望はまさに圧巻である!!!!!

針ノ木岳より立山・剣岳
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針ノ木岳より 左から水晶岳・赤牛岳・薬師岳
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南西には薬師岳・水晶岳が、南には槍ケ岳・穂高連峰が、北には鹿島槍から白馬岳まで後立山が
北アルプスの真ん中、その恵まれた位置から望む展望はやはり 「たっまらん!!!」 ものだった。
ちょっと泣きそうになる。

針ノ木岳より蓮華岳方面
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ただただ素晴らしい風景に耽溺・没頭、十分楽しんだら、しびれる様な感覚でスバリ岳へ向け出発。
急峻な岩場をコルまで下り、振り返ると赤牛岳・水晶岳を背後に針ノ木岳が鎮座だ。

スバリ岳上りより針ノ木岳を振り返る
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常に左手に立山・剣岳を望みつつ幸せに登って行くと8時20分頃、スバリ岳へ到着した。

針ノ木岳下りより、常に剣岳を望み歩く
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相変わらず美しい立山・剣岳などを眺めつつ休憩、行動食をむさぼると赤沢岳へ向け再び歩く。

スバリ・赤沢岳のコルよりスバリ岳を仰ぐ
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いったんコルまで下り振り返ると、スバリ岳が重厚にそびえており、岩と緑のコントラストがきれいだ。
数回アップダウンを繰り返し、徐々に重くなる足を進め、尾根の一上りで10時頃、赤沢岳に着いた。

スバリ岳下りより赤沢岳
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徐々に近づいてくる鹿島槍・後立山などを眺めていると、南西方面から雲が湧き上がり出している。
こうなるとガスるのも時間の問題だが、まあ赤沢岳までもってくれて良かった。

赤沢岳より白馬三山・五竜・鹿島槍など後立山を望む
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行動食を喰らい再出発すると、足が非常~~~に重い。
それほどハイペースで歩いた訳でもなく、北海道遠征で山足もできているつもりだったのだが何故だ。
このコースって案外キツイのか?

11時頃、鈍重な足取りで鳴沢岳に着くと、いよいよガスが上がってきた。
ここで携帯電話サイトを使い、天気予報をチェック(auに変えてから俄然受信状態が良くなった)

明日は「曇り」との予報、「晴れ」ならばこのまま鹿島槍まで行こうかとも考えて食料も持ってきたのだが
「曇り」では行く気がしない。なんだか疲れているし、それになにより今日、かなり満足してしまったので
種池から扇沢へ下る事にする。

鳴沢岳まで来てしまえば後は楽だろうと思っていたのだが、疲れている事もありここからがキツかった。
新越山荘→岩小屋沢岳→種池山荘と明瞭な急登がある訳ではないのだが
地味に繰り返すアップダウンが、ボディーブローのように僕の体力を奪っていく。

鳴沢岳より、針ノ木岳・スバリ岳・赤沢岳と歩いた尾根を振り返る
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疲労色濃く2時頃、ようやく種池山荘に到着。
小屋前では既に登山者がビールをあおり盛り上がっている。 「旨っそう~~~~~~~!!!」

あとは下ってからのビールを励みに
整備されて下りやすい「柏原新道」をぐんぐん下ると4時30頃、扇沢へ戻ったのだった。

この夏の天候不良続き、「今年夏の北アルプスは無理かなあ~~~」なんて思っていたのだが
素晴らしい風景に出会う事ができて良かった。 楽しかったなあ~~~~~!!!



[データ]

 登山日  2009年8月11日~12日
 入 山  8月11日午前10時00分
 下 山  8月12日午後16時30分
 人 数  1人  
 服 装  半そでシャツ(行動時に装着)
       長袖丸くびシャツ(夕方~就寝~朝方装着)
       厚手のアンダーウェア(夕方~就寝時に装着)
       厚手の襟付きフリース(夕方~就寝時に装着)       
       薄手ズボン(常に装着)       
 装 備  6本爪軽アイゼン(結果的に不要だった)
       シングルストック


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