2009年8月11~12日 北アルプス針ノ木岳~種池縦走 立山剣岳大展望登山
1日目、扇沢→針ノ木雪渓→針ノ木小屋の模様です。



[プロローグ]

8月9日、北海道遠征登山を終え、晴天の小樽港からフェリーで曇天の新潟港に上陸した。
長野地方では、5日間連続で晴れる予報がでていた為、北アルプスを目指し移動してきたのだ。

で、上陸してみると小雨混じりの曇天、改めて週間天気予報をチェックしてみると
今年お約束の下方修正で、9日・10日と雨の予報、ようやく11日から天気が回復するとの事だ。
台風9号の進路を読みきれなかったようで、今年夏の天気予報は本っ当~~~に当たらん!!!
こっらあ~~~気象庁  この2日間どうしてくれる~~~~~~!!!!!

とりあえず9日は松本のビジネスホテルに宿泊、テレビやウェブで最新の天気予報を眺めつつ過ごす。
10日は南松本の図書館で夕方まで粘ると、予想されていた雨もたいして降らなかったので
松本市街にあるキャンプ場で幕営、天候の回復を願いつつ就寝した。


[8月11日]

朝5時頃、キャンプ場で目覚めテントの外へ出てみると、雨は降っていないが雲が非常に多い。
天気予報をチェックすると、昼前から回復し、明日は晴れるとの事である。
まあとりあえず良し、って事で予定通り、針ノ木岳スバリ岳赤沢岳→種池を歩く事とする。
針ノ木岳はほぼ北アルプスの真ん中に位置しており、その恵まれたロケーションから望まれるであろう
立山・剣岳などの大展望を期待しての登山となる。

だらだらとテント撤収・荷済みを終えるとキャンプ場を出発、登山口のある扇沢へ車を走らす。
途中セブンイレブンでおにぎり・パンなど追加分の食料を調達、9時40分頃扇沢へ着いた。

夏休み期間中という事で、扇沢駅に一番近い駐車エリアは既に満車状態。
一段下がったエリアに若干のスペースがあったので、そこに車を停める。
友人Pに登山届け代わりにメールを送ると10時前、針ノ木小屋を目指しゆるゆると歩きだした。

扇沢駅まで車道を上ると左手に登山口の標識があるので、車道を離れ樹林の中へ進む。
管理用車道を何度かまたぎながら登ると左手に広い空き地があり、ヘリコプターが留まっている。
その空き地へ入るとすぐ右前方が登山道となっているので、そこへ向かい歩いて行く。
ようやくここから明確な登山道となる。

暫くは、谷を巻くように斜面をトラバース、緩やかな道が続き、1時間強で大沢小屋へ到着。
更に少し歩くと、針ノ木雪渓の向こうに針ノ木岳やスバリ岳などが見え出す。
上空にはようやく青空の部分も多くなってきた。

やがて登山道が谷筋と合流すると、北アルプス3大雪渓の一つ「針ノ木雪渓」の上りが始まる。

針ノ木雪渓
harinokidake2009_11_15_001.jpg

せっかく軽アイゼンを持って来たので、一応装着して上っていくが
斜度もさほどきつくなく、距離も思ったより短かったので、20分ほどで雪渓を上りきった。
登山道の脇にミヤマキンポウゲがちらほらと。

ここから、針ノ木小屋までは急斜面をひたすら登っていく。
上を仰ぐと時折スバリ岳などの山頂部が顔を覗かせるが、稜線上を覆う厚い雲は取れそうにはない。
まあ、北アルプスは稜線に出てからが「お楽しみ」なので、今日は雨さへ降らなければ良い。

マイペースでえっちらほっちら上り、午後1時30分頃、予定より多少早く針ノ木小屋」へ着いた。
テン場受付の為、小屋入り口向かうと、ここで南方の展望が初めて開け、七倉岳・北葛岳が見える。
やはり南方も雲に視界を遮られ、遠くそびえているはずの槍ケ岳など望めよう筈もない。

針ノ木小屋より北葛岳・七倉岳
harinokidake2009_11_15_002.jpg

テン場は小屋下部と稜線付近の2ヶ所に分かれており
風も吹いていない事、小屋下部は結構込んでいる事で、稜線付近へ幕営する。

いつも通り、ラジオ・読書で夕げまで日を潰し、アルファ米・ラーメンで夕食を済ます。
食後6時過ぎ、テントを出て周囲を見渡すと、東方面の雲が切れ始めてきたので
フリースを着込むと東へ、蓮華岳方面へと尾根をぶらり上っていく事とする。

尾根を2~3分も上っていると、なにやら小屋前で登山者が歓声をあげているのが下から聞こえた。
ん、なんだ? と思って南方をふと眺めると、厚く拡がる雲海から、頭一つ抜ける山塊が浮かびだす。
見間違えようのない、槍ケ岳・穂高連峰の連なりである。
きれいだ・・・・・・・・・・・・  一気に気持が高ぶる。  まったくこれだから北アルプスは!!!!!

雲海の向こうに槍・穂の連なり
harinokidake2009_11_15_003.jpg

更に5分ほども上り、手ごろな小岩峰へ着く頃には
野口五郎岳や薬師岳なども見え出し、眼前の雲も切れると、明日登る針ノ木岳が山体を現す。
夕方、一日の締めくくりに素晴らしい風景に出会えて、ご満悦である。

姿を現した針ノ木岳
harinokidake2009_11_15_004.jpg

暫く風景に浸っていると薄暮、暗くなってきた為テン場まで戻ると7時30分頃、シュラフにくるまった。
この風景がこの山行のピークにならない事を祈る。 たのむ! 明日晴れてくれ!!!!!

次回2日目
蓮華岳→針ノ木岳→スバリ岳→赤沢岳→鳴沢岳→岩小屋沢岳→種池→扇沢 をお楽しみに!



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