2009年9月20~21日 シルバーウィーク
初秋の白峰三山縦走2~3日目 間ノ岳西農鳥岳農鳥岳→大門沢小屋→下山 の模様です。
1日目、北岳登頂編はコチラ



[2日目]
朝3時30分頃起床 テントの外へ出てみると星がでている。今日も良い天気になりそうだ。
歯を磨きつつお湯を沸かし、粉末レモンティーで暖まる。

棒ラーメンにもち・乾燥ネギ・きざみ海苔を入れ、ズルズルすすり込むと朝飯に満足
テントを撤収、ザックに荷物をぶち込み、いったんテント場にデポ
雨具上を着込むと5時半前、軽身で北岳方面へ、間ノ岳がきれいに望める小ピークまで登っていく。

ご来光に浮かぶ富士山などを眺めつつ30分ほどで目的の小ピークへ到着。 振り返ると
優美に尾根を携える間ノ岳が美しい陰影に映え、太陽が昇るにつれみるみる鮮明になっていく。
西方には仙丈岳の後方に遠く、中央アルプスの連なりが見え、気持の良い朝である。

朝陽浴びる間ノ岳shiranesanzan_2009_11_8_001.jpg

朝の清涼な風景に満足するとテン場まで戻り、デポしたザックを背負うと6時40頃、間ノ岳へ向け
ゆるゆると歩き出した。

登山者の多い広くて歩きやすい尾根を、風景を眺めつつ30分ほど上ると中白根山に到着。
振り返ると端整な北岳、その左奥に甲斐駒ケ岳、右奥に鳳凰山が望める。
南方には重厚な間ノ岳山頂部が、その左奥には塩見岳が見え、登行意欲が湧いてくる。

懐の深い仙丈岳
shiranesanzan_2009_11_8_002.jpg

ここからは緩急のアップダウンを繰り返しながら、3000m級の稜線を進んでいく。
この稜線から望む北岳は特に素晴らしく
中白根山からの尾根を抱える姿は存在感があり実にカッコイイ!!!

途中何度も立ち止まり風景を眺めては写真を撮りつつ
最後、急斜面の一上りで8時30頃、登山者で賑わう間ノ岳山頂へ着いた。

間ノ岳上りよりカッコイイ北岳
shiranesanzan_2009_11_8_003.jpg

ここで初めて間ノ岳以南の展望が開け
南アルプスの核心部である塩見岳、荒川岳、赤石岳などが見渡せる。
また、これから目指す西農鳥岳方面を眺めると、一回大きくコルまで下り急尾根を上り返すのがわかり
「楽々尾根歩き」という訳にはいかない様である。

山頂部は人が多く落ち着かない為、少し南下したところで休憩
行動食のカロリーメイトなんぞを貪りつつ風景を楽しむと9時頃、西農鳥岳ヘ向け再出発だ。

間ノ岳下りより西農鳥岳を望む
shiranesanzan_2009_11_8_004.jpg

ガレた斜面を延々ジグを切りながら、1時間ほどの下りで農鳥小屋へ到着。
ここで水を購入し小休止すると、やはりガレた急斜面を一定ペース・ジグでゆるゆる登っていく。

11時過ぎ、ようやく稜線まで来ると、左手に西農鳥岳山頂部が見えるが
登山者で混雑しているようなのでここを右手へ、人の居ない静かな小ピークまで来ると休憩する。

西農鳥岳山頂付近より塩見岳(右)・荒川岳・赤石岳(中央奥)
shiranesanzan_2009_11_8_005.jpg

北方、来た道を振り返ると、間ノ岳のでっか~~い山体が鎮座、重厚な存在感である。
東方には、西農鳥岳・農鳥岳の向こうに富士山が浮かび上がっており、なかなか絵になる。

西農鳥岳(左)・平らな農鳥岳(右)
shiranesanzan_2009_11_8_006.jpg

Pの居る西農鳥岳ピークまでやって来ると、そこからいったん下り、静岡側から稜線下をトラバース
ザレの一上りで12時頃、農鳥岳へ着く。
山頂直下に落ち着いて休めそうなスペースがある為、そこで腰を落ち着けると大休憩、昼飯だ。

食パンに惣菜マヨネーズソースを塗りたくり、スライスチーズを乗っけてムシャムシャ喰らう。
雲海の向こうに連なる鳳凰三山や富士山などを眺めつつ、40分ほどひとしきり憩うと下山を開始。

西農鳥岳より、どっしりとした間ノ岳
shiranesanzan_2009_11_8_007.jpg

広河内岳とのコルまで下ると「大門沢下降点」、ここからは樹林帯・急斜面をただひたすら下る。
延々続く長い下りに疲労しつつも3時半頃、人でごった返す大門沢小屋へ着いた。

いんや~~~~  凄い数の人だ。 人密度・テント密度がハンパない。 
混んでいるだろうなぁ~~ っとは思っていたが、予想以上である。
上で味わった素晴らしい景色の数々がスポイルされかねない有様に、しばし閉口・・・・・・

整地された正規のテン場はどこも空いていない為、樹林帯の平らなスペースにテントを張る事とする。
こうなると2つ張るのも面倒なので、Pのテントのみ設営。 今夜は久しぶりにPと一緒に寝るハメに・・・
この後も続々と幕営装備の人が下りて来て、皆さん幕営スペースを探すのに必死であった。

「連休にメジャーな山へ登るのも考え物だな」 などとPと語りつつビールをグビリ
夕飯を済まし、残っていたウィスキーを飲み干すと7時過ぎ、早々に就寝した。


[3日目]
朝飯・テント撤収で6時前出発。黙々と2時間ほどの樹林帯下りで「発電所取水口」
ここから平坦なダート林道を淡々と進むと9時前、「南アルプス公園線」と合流
ちょうど広河原行のバスが停まっていた為すかさず乗車、終点広河原で乗り合いタクシーに乗り換え
10時半頃、予定より1時間以上も早く芦安駐車場へ着いたのだった。

人の多さには辟易したものの、初南アルプスとしては上出来
快晴の秋空の下、美しい風景と出会う事ができ満足である。 
次回は核心部である荒川三山辺りなんぞを歩いてみたいなぁ・・・・・




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