2015年3月17日~18日、三月槍ヶ岳登山3~4日目の模様です。
3月槍ヶ岳登山(3):中崎尾根標高2500m付近→西鎌尾根→槍ヶ岳→槍平→新穂高





[17日]


6時頃、中崎尾根上幕営地をゆるゆるとワカンで出発。
5分ほども登ると、締まった雪に足も沈まなくなり、長かったラッセルからようやく開放される。



click_to_expand_12.gif    朝日の乗鞍岳
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click_to_expand_12.gif    朝日の笠ケ岳・抜戸岳
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click_to_expand_12.gif    穂高連峰・乗鞍岳・奥丸山
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嬉々としてアイゼンへ履き替えると、昇陽とともに鮮明になっていく風景を眺めつつ、雪面を登って行く。
大きく張り出す雪庇と化した広大な尾根が、やがてナイフリッジとなると、千丈乗越への取り付き下部だ。



click_to_expand_12.gif    陽光を浴び、雪ひだが美しい抜戸岳
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再び広くなった尾根を一登りすると、雪壁と化した岩稜帯となる。
前爪とピッケルを利かせつつ急雪壁を突破すると、南側を巻く様にして千丈乗越へ、西鎌尾根だ。



click_to_expand_12.gif    鷲羽岳・水晶岳
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click_to_expand_12.gif    三俣蓮華岳~薬師岳~鷲羽岳~水晶岳
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click_to_expand_12.gif    笠ケ岳
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click_to_expand_12.gif    大喰岳
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強風で飛ばされる為であろう、着雪の少ない尾根を1時間ほどで露岩帯となり、飛騨沢側から下部を巻く。
徐々に近づく槍の穂末端を目指し上り詰めるとついに、槍ヶ岳山荘の建つ主稜へでた。



click_to_expand_12.gif    槍の穂先
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一息つくと槍ヶ岳へ取り付く。 鎖は全て埋まっており、上りやすそうなルートを見極めつつ登る。
昇温で緩んだ雪が再び固まって雪面は非常に硬く、急雪壁にピックと前爪を突き刺しつつの登攀となる。


やがて山頂直下、垂直のハシゴを上りきると10時過ぎ、槍ヶ岳山頂で独り拳を握り締める僕。



click_to_expand_12.gif    奥穂高岳方向
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click_to_expand_12.gif    笠ケ岳
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click_to_expand_12.gif    黒部五郎岳方向
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click_to_expand_12.gif    遠く立山方向
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click_to_expand_12.gif    常念岳方向
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感慨に耽りつつ静かな山頂で、満足するまで風景を眺めると、来た道を引き返して行く。



click_to_expand_12.gif    千丈乗越辺りから、槍ヶ岳方向を仰ぐ
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click_to_expand_12.gif    大喰岳を仰ぐ
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昼過ぎ、中崎尾根上幕営地まで戻るとテント撤収&荷詰め、改めてザックを背負うとワカンで再出発。
10分ほど尾根を進んだ辺りの緩やかな雪面を、飛騨沢へグングンと下っていく(往路もこのルートを使うべきだった)。



click_to_expand_12.gif    飛騨沢から中崎尾根を仰ぐ
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click_to_expand_12.gif    穂高連峰
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click_to_expand_12.gif    往路のトレースと合流
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往路で9時間も要したところを、僅か1時間半の歩行で槍平へ到着。



click_to_expand_12.gif    昨年歩いた涸沢岳西尾根
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二日前と同じ場所へ幕営すると、まったりと過ごし7時半頃、登頂の満足を胸にシュラフへ。





[18日]


6時半前、槍平をワカンで出発。 温泉とビールの事を考えながら黙々と自分のトレースを辿る。
山肌などを眺めると、ここ二日間の高温ですっかり春山の様相となってしまったようだ。



click_to_expand_12.gif    所々で岩が露出し、春山の様相となった
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11時過ぎ、下山。
中崎山荘で湯に浸かると、再訪を胸に奥飛騨を後にした。


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