昨年夏に登った北アルプス、白馬岳登山を振り返る。
登山日・人数  2008年8月7~8日 1人


夏の北アルプス遠征登山の第三弾として、白馬岳に登った。

前回の五竜岳・唐松岳縦走後、不安定な天候が続いた為
白馬村のペンションやキャンプ場で、天候が安定するまで粘っていたのだ。
おかげで出費がかさんでしまった。


[1日目]

【登山コース】
白馬駅→バスで猿倉→白馬尻小屋→大雪渓→葱平→白馬岳→白馬岳頂上宿舎テント場

【天気】
概ね晴れ

【歩程・展望】
朝4時頃、白馬グリーンスポーツの森キャンプ場で起床。
朝食・テント撤収・荷積みを手早く済ますと、車で白馬村役場へ、車を駐車させてもらう。

白馬駅まで歩いて戻ると、猿倉行きのバスに乗り込む。
平日という事もあり、おもったほど登山者も多くなく、ゆったりとバスに揺られて行く。
7時頃猿倉に着くと、ゆるゆると白馬岳へ向け歩き始める。

10分ほどジグザグに斜面をのぼると、砂利混ざりの林道と合流する。
青空に映える白馬岳を仰ぎながら、淡々と平坦な道を40分ほど歩くと、白馬尻小屋に着く。

ここから大雪渓の登りが始まる。

強い日差しと登りで熱くなった体に、雪渓の冷気が心地よい。
軽アイゼン(6本爪)を装着すると、ダブルストックでテンポ良く登っていく。

40分ほども登ると、左手に黄色いコントラストが。 シナノキンバイ・ミヤマキンポウゲが咲いている。

よしよし!!
ルートを左に向け、黄色いお花畑の群落へ。
ここ、山岳写真でよく見るアングルで、絶好の撮影ポイントとなっている。
2~3人のカメラマンが三脚を据え、撮影に興じていた。
僕もパシャリパシャリと4~5枚撮影する。

白馬岳 大雪渓
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さらに20分ほどで大雪渓も終了、山頂へ向けひたすら谷筋を登っていくのだが
ここからは美しい花々の高原風景が随所に拡がっており、歩みが進まない。
ハクサンイチゲハクサンフウロクルマユリなどの共演である!!!!

白馬岳 お花畑
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暑さと、しつこい登りを、花々に慰められながら2時間ほど登ると左手に白馬岳頂上宿舎が見えてくる。
ここで尾根に到着、杓子岳と白馬岳の分岐となっていおり、ホソバノウルップソウが群落している。

いったんテント場で幕営の手続きをする。ここ、北アルプスでは珍しく水が無料だ。
まだ1時頃昼真っ只中、当然テント場に陽を遮るものも無く熱い。
で、とりあえずテントを張るのは涼しくなってから、という事で涼を求めて白馬岳方面へ歩く。

旭岳を左に望みながら10分ほども歩くと、大きな白馬山荘
ここを右手へ進むと、風も心地良い東側に切り出した崖淵へ出る。

北側には白馬岳から乗鞍岳までの稜線
南側を振り返ると、流れる雲の向こうに、杓子岳・鑓ケ岳が鎮座、 美しい。

雲涌く杓子岳・鑓ケ岳sirouma_2009_3_8_003.jpg

しばし景色に見とれながら涼をとると、山頂へ行く事とする。
10分ほど登ると尾根がほぼフラットになり、さらに少し進むと方位版のある白馬岳山頂だ。

すでに昼3時頃という事もあり、湧き上がる雲とぼやけた空で遠景は見えないが
雪倉岳・朝日岳などの眺望は良い。

4時ころまで山頂周辺でボケ~っと過ごすと
涼しくなってきたので、テント場に戻り幕営する事とする。

チロル村状態の槍ヶ岳・奥穂高岳などのテン場とは違い
フラットで広々としたテント場は、風も無く非常に快適である。週末でなないのでそれほど人もいない。

チキンラーメンとカロリーメイトで夕食を済ましてしまうとやる事もないので
7時30頃就寝 明日の快晴を祈る。


[2日目]

【登山コース】
白馬岳頂上宿舎テント場→杓子岳→鑓ケ岳→白馬岳→小蓮華山→白馬大池→乗鞍岳→栂池

【天気】
概ね晴れ

【歩程・展望】
朝3時20頃起床。手早く朝食・テント撤収を済ますと
徐々に東空が明るくなりつつある4時30分頃、小ザックを背負い杓子岳へ向け尾根へでる。

丸山まで尾根を歩くと、東南方面に剣岳のシルエットが見えてくる。
いったん最低鞍部まで下ると、「杓子岳山頂方面」と「鑓ケ岳方面へのトラバース道」の分岐だ。
ここを左へ ガレ・ザレの急斜面をへっこらへっこら登ると5時10分頃、杓子岳山頂に着く。

朝陽を浴び赤みを帯びる白馬岳が眼前に展開、西には旭岳から清水岳への稜線が美しい。
山で迎える朝ってほんとに気持ちよいなあ~~

杓子岳山頂から陽光浴びる白馬岳・旭岳
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さて、一休み後、鑓ケ岳へ向け出発。
暫く杓子岳の尾根を歩くとザレた下りで杓子沢のコルへ。
ここから小鑓へいったん登り、もうひと下りすると山頂へ向け最後の登りとなる。
以外に緑が多く、鑓ケ岳・青空とのコントラストが気持ちよい。
さらにひと登りで6時10分頃、鑓ケ岳山頂へ到着。

素晴らしい展望だ。絶景である!!
唐松岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳と連なる後立山の峰々や、剣岳・雄山などの立山連峰が一望
遠く鷲羽岳などの裏銀座や槍ヶ岳も望め、贅沢なパノラマ風景が拡がっている!!

白馬鑓ケ岳より 連なる後立山の峰々を展望
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風景を堪能、のんびり憩った後再びテント場へ向け引き返す事とする。

さわやかな陽光に映える景色を味わいながら杓子岳をトラバース
再び最低鞍部辺りまで戻ると、お花畑の向こうに白馬岳を望める絶景ポイントが。
往路では気づかなかった素晴らしい風景だ。

お花畑の向こうに白馬岳
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白馬岳頂上宿舎テント場まで戻ると大ザックを背負い8時頃、白馬岳へ改めて出発。
テント場周辺のお花畑が朝陽をあびきれいだ。全てが生き生きしている。

白馬岳頂上宿舎テント場周辺に拡がるお花畑
sirouma_2009_3_8_009.jpg


30分も登ると昨日に引き続き白馬岳山頂、時間が遅い事もあり空いている。
長池の向こうに鉢ケ岳・雪倉岳・朝日岳の連なりがさわやかだ。

鉢ケ岳・雪倉岳・朝日岳の連なり
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.
さて、ここからは暫く緩やかな尾根道となる。
雪倉岳への分岐を過ぎ、小蓮華山を越え、来た道を振り帰ると白馬三山の連なりがきれいに見える。

白馬三山
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船越の頭を超え、雷鳥坂へ来るとハイマツ帯となり、眼下に白馬大池が見えてくる。
坂を下っていくとチングルマのお花畑があるのだが
既に綿毛となっている株が多く、時期が少し遅かったようだ。 残念。

白馬大池まで下りきると白馬大池山荘があり、ベンチにたくさんの登山者が休憩している。
僕も池のまわりで暫し休憩する。

ここから乗鞍岳の先まではロックガーデンが続く。
岩のうえをバランスを取りながらトントンと渡って行く。 
と、ほどなく樹林帯をいったん下ると天狗原の木道だ。
この辺りから、登ってくる多くの登山者とすれ違いはじめる。

あとはひたすら樹林帯のジグザグ下り。2時頃、日差しも暑い栂池自然園駅に到着。
ロープウェイ・リフトを乗り継ぎ、下界「栂池高原」へ下山。

すかさずバスに乗り込み、白馬駅へ戻った。

花と展望を満喫 「白馬三山」 楽しい登山だったなあ~~~





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