前回の北アルプス縦走、室堂平→薬師岳→北ノ俣岳→黒部五郎岳登山未遂→折立
(予定では、鷲羽岳→水晶岳→裏銀座→高瀬ダム まで歩くつもりだったが天候不良の為、断念)
が釈然としなかった為、フラストレーションが溜まっていた僕。

で、この週末、比較的安定して晴れそうな天気予報がでており、仕事も忙しくないようなので
新穂高→鷲羽岳水晶岳裏銀座→高瀬ダム を歩くべく休みを貰ったのだった。
快晴の空の下、北アルプスの山々を歩き、ここらで溜まった鬱憤を一気に晴らしたいものである。

【初日】
8月20日朝7時30分頃、東京の自宅を出発 
関越道・上信越道と車を走らせ、東部湯の丸インターで降りると、国道254号で三才山トンネル
を通り11時頃、松本市街へ着いた。

松本からは13時10分発のバスで、登山口である新穂高まで行くつもりなので
車を駐車しておく場所を探さなければならないのだが、なかなか思惑通りにはいかずに “あたふた”

なんとか車を駐車し、松本バスターミナルに着く頃には既に12時40分
早速切符を買うと、慌しく不足分の山飯を調達、パンを貪りつつ新穂高行きのバスに乗ったのだった。

バスに揺られる事2時間、定刻通りの15時10分頃、ようやく新穂高へ着いた。
トイレを済まし友人Pに出発報告メールを送信、靴紐を結び直すと15時30分前
本日のお宿「わさび平」へ向け、ゆるゆると歩き出した。

温泉宿を過ぎ暫く進むと、未舗装の車道を淡々と上っていく。
ここを歩くのは、昨年の新穂高~双六岳~笠ケ岳を歩いて以来となる。

途中、本日「わさび平」にやはり泊まるのであろう登山者に抜かれたり、下ってくる登山者と
すれちがったりしながらゆる~~~く歩き16時45分頃、わさび平小屋に着いた。
心配していた夕立もなさそうでなにより。

小屋で幕営の受付を済ましテン場へ行ってみるとテントが3張り、計5~6名ほどの先客だ。
僕好みの「隅っこスペース」を見つけると、そこにテントを悠々張る。
このテン場、沢音が心地良く、なかなか快適なロケーションである。

あとはいつもどおり
ラジオ・読書で時間を潰し、アルファ米・味噌汁で夕げを終えるとビールをちびりちびり
8時前、この山行が報われる事を願いつつシュラフにくるまったのだった。


【2日目】
朝4時起床、早速外へ出てみると危惧していた雲も無く青空が拡がっている。
よしよし!  これぞ夏の北アルプス、前回のような不安定さはないようだ。

ラーメンをすすりテントを撤収、荷詰めを終えると5時半頃、稜線へ向けゆるゆると歩き出した。
20分ほど未舗装車道を進み、槍平小屋への分岐を右方面へ分けるとここで車道も終了
朝陽を浴びる大ノマ岳などを仰ぎつつ、気持ちよく登山道を進んでいく。

6時半頃、秩父沢を越える橋までやってくると、冷たい沢水をごくごく飲み行動水を補給
より鮮明さを増す夏山風景を味わいつつ休憩する。

click_to_expand_12.gif    秩父沢より朝陽浴びる大ノマ岳
写真クリックで拡大します

高度を上げるにつれ、逆光に浮かび上がる西穂高岳・奥穂高岳のギザギザした稜線や
焼岳・乗鞍岳が望まれようになり、気分が高揚してくる。 これこれ!

click_to_expand_12.gif    西穂高岳・焼岳・乗鞍岳
写真クリックで拡大します

click_to_expand_12.gif    鏡平への上りより抜戸岳
写真クリックで拡大します

8時半頃、鏡平までやってくると沼面越しに槍ヶ岳などが眺望できるポイントがあるのだが
沼がホコリなどで澱んでおり今ひとつである。 ここ、秋の夕暮れ時は素晴らしいであろう。

鏡平から急登が始まり、一気に高度を稼ぐと9時半頃、弓折岳辺りの稜線にでた。
槍ヶ岳や、昨年の夏歩いた笠ケ岳などを眺めつつゆるゆる進む。
やはり夏の北アルプスお約束、既にガスが湧きつつある。

click_to_expand_12.gif    稜線付近より穂高連峰
写真クリックで拡大します

click_to_expand_12.gif    双六岳
t写真クリックで拡大します

click_to_expand_12.gif    ガス湧く笠ケ岳方面
写真クリックで拡大します

稜線を暫し歩くと双六小屋の向こうに、明日登る予定の鷲羽岳・水晶岳が見えてくる。
このアングルから望む鷲羽岳はカッコイイ!

click_to_expand_12.gif    双六小屋の向こうに鷲羽岳・水晶岳
写真クリックで拡大します

ロケーションの良い双六小屋までやって来ると、ここで行動水をありがたく補給
食パンを貪りつつ、11時頃までゆっくり休憩する。

ここから三俣蓮華へ向け、稜線ルート(双六岳・丸山・三俣蓮華岳経由)
中道ルート(丸山・三俣蓮華岳経由)・巻道ルート(山頂を踏まない) とコースが三つある。

双六岳からの眺望は素晴らしいのだが、既にガス・太陽高度も上がり条件がよくないので
中道ルートを歩く事に決め、出発する。

click_to_expand_12.gif    双六上りより鷲羽岳
写真クリックで拡大します

鷲羽岳を常に眼前に望みつつアップダウンで進み12時45分頃、3県境の三俣蓮華岳へ着いた。
ガスが湧いており展望は今一だが、鷲羽岳のベストビューポイントではないだろうか。
快晴の早朝にいつかまた訪れてみたい。

30分ほど休憩、三俣蓮華岳からコルまで300mほど一気に高度を下げると本日のお宿
「三俣蓮華岳キャンプ場」に到着

小屋で幕営の受付を済まし、しばらくテン場の状況を観察
近くになるべく人がこなそうなスペースを見極めると、そこへテントを張る。

再び小屋までやってくるとビールを購入
素晴らしい事に、一番絞り・黒ラベル・エビスビールという品揃え
その上、僕の嫌いなドライビールが無い  小屋の主人、ビールの味分かってるねぇ~~~~!

click_to_expand_12.gif    夕方の鷲羽岳
写真クリックで拡大します

読書・ラジオなどで5時半頃まで時間を潰すと、たまごスープに「カルビ丼の素」を入れた雑炊で夕げ
近くの沢水でキンキンに冷やしておいたビールをちびちびやり
気温も下がってきた7時半頃、明日の快晴を祈りつつシュラフへ潜り込んだ。


登山ブログランキング参加中です 左下の登山ボタンを「ぽちッ」と押してくれるとうれしいなあ~~
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ     あなたのその優しい「ぽちっ」がこのブログを支えています。
にほんブログ村



関連記事
Secret

TrackBackURL
→http://sliderbill.blog92.fc2.com/tb.php/118-5484fff6