2010年8月8日
夏の北アルプス縦走最終日、黒部五郎岳登山未遂~折立へ苦渋の下山 の模様です。
夏の北アルプス縦走4日目、満開!ハクサンイチゲ花畑~北ノ俣岳~夕日に染まる薬師岳
の模様はコチラからどうぞ。



朝3時起床、空模様を伺いにテントの外へ出てみる。
いんやぁ~~~    気落ちの良い曇天だ。     まいったねぇ・・・・・・・・

ここ2日間、槍ヶ岳・鷲羽岳・水晶岳などの稜線を覆い続けたガス雲は消え
全山のシルエットは見えるものの、星ひとつ見えない曇り空は、我儘な僕にとっては論外である。
「晴れ」の予報だったのになぁ・・・

今日も非常にテンションの上がらない状態ながら、それでも晴れる事を期待して歩く事とし
カレーうどんを流し込みテントを撤収、まずは北ノ俣岳へ向けゆるゆると出発した。

暫くすると東の空が明るみだし、薬師岳東南稜辺りの雲の隙間から朝陽が昇ってきた。
光の反射で、様々に色合いを変える雲がなかなか美しい。

click_to_expand_12.gif    夜明け前 赤牛岳・水晶岳のシルエット
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click_to_expand_12.gif    なんかエグい空色と薬師岳
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晴れる予感もない曇り空の下、5時過ぎ北ノ俣へ着くと、携帯電話で天気予報をチェックする。
相変わらず、長野県中部「晴れ時々曇り」の予報
週間天気予報を見てみると、この先3日間ほどは曇りベースの予報である。

う~~~~~~む  どうしたものか・・・・・・・・・
なにしろ、青空と太陽に抱かれないと、先に進む事ができない我儘な僕の事である。

暫し悩んだ末、まあ、とりあえず「晴れ時々曇り」の予報を信じて、もう少し先へ進む事にする。

いったんコルまで下ると、赤木岳を東から巻くよう上って行く。
曇り空とはいえ、どっしりとした薬師岳や、花畑の向こうに聳える黒部五郎岳がきれいだ。
晴れていたら、最高の景色なんだろうなぁ・・・

click_to_expand_12.gif    どっしりとした薬師岳
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進むにつれ、雲は取れるどころか、どんどん厚みを増してきているような気がする。
なんかたまに雨粒も落ちてきてるし。

赤木岳から10分ほど歩いたところで休憩   ザックを下ろし、暫し思案する僕
折立発のバスの出発時間を考えると、ここら辺が運命の分かれ道、タイムリミットは近い。
うう~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~む・・・・・・・・・・・・・・  30分の自問自答


「下るかぁ  こんな空の下歩いてもつまらないし  今年は北アルプスとは縁がなかったな」
またいつかこの道を歩く事を強く心に誓い、来た道を引き返す事を決断する。

ここら辺のさじ加減の自由(いい加減)さは、単独行ならではのものだろう。
もし「連れ」」がいたら、「黒部五郎岳を目の前に何故引き返すのか!」 と怒られる事必至であろう。

click_to_expand_12.gif    登頂を断念した黒部五郎岳 この曇天では僕は先へ進めない
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50分ほどで北ノ俣岳まで上り返し暫し休憩
あとはグングン下っていき、8時40分頃「太郎平小屋」へ到着。
ここで食パン2枚を貪るようにほおばり、水を補給すると9時前、いよいよ折立へ向け下りを開始する。

バスの時間(12時30分発)を気にしながら早めのペースで、広くて歩き易い道を下っていく。
お盆休み期間の日曜日という事もあり、多くの登山者と擦れ違う。

有峰湖の見える三角点の手前でいったん休憩、更に下ると予定より随分早く11時20分
折立へ着いた。

あとは
12時30分バス出発(ガラガラ)→4時前富山駅着(土砂崩れの為、岐阜経由の遠回りルート)
→駅前の宿で宿泊→翌日9時50分電車で富山発→1時信濃大町駅→バスで1時40分扇沢着
っと、ちょっとした旅行気分で、扇沢駐車場に停めた車まで戻ったのだった。

楽しい思いもしたものの志半ばの下山、今年の不安定な天気には参ったなぁ・・・・・・
また近々快晴の空の下、来なければなるまい!!!!!  っと激しく誓う僕だった。



北部・西部北アルプス縦走のGPSログ
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