2010年8月、夏の北アルプス北部・西部縦走2日目
一ノ越→龍王岳→獅子岳→五色ケ原→スゴ乗越 の模様です。
夏の北アルプス縦走初日、扇沢→室堂平→一ノ越 の模様はコチラです。



朝3時、一ノ越山荘で起床、同室者を起こさないようにそ~~っと荷物をまとめ、部屋をでる。
歯を磨いてしまうとお湯を沸かし、ラーメンを流し込む。

外へ出てみると、危惧していた天候の崩れもないようで
ほぼ雲もなく星空が広がっており、今年初の北アルプス登山に、期待感が高まってくる。

ザックを背負うと、空もうっすら白み始めた4時20分頃、今日最初のピーク「龍王岳」へ向け
ゆるゆると歩き出した。

徐々に明るくなる空の下、立山や剣岳、眼前に龍王岳などを眺めつつ、気持ちよく進んでいく。
30分も登り、工事中の富山大学立山研究所が建つ肩付近まで登ってくると
浄土山の向こうに朝陽を待つ富山湾が望まれ、立山ならではの新鮮な風景に気持も湧き立つ。

click_to_expand_12.gif    龍王岳上りより、日の出前の剣岳
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click_to_expand_12.gif    龍王岳
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click_to_expand_12.gif    浄土山の向こうに富山湾が見えてきた
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肩を更に登り、南方に目をやると、ここで朝陽が差し込んでくる。
眼前で、ひときわ存在感のある薬師岳や赤牛岳、遠く槍ヶ岳などがうっすらピンク色に染まり始める。
たまらん瞬間である。 やっぱり夏の北アルプスっていい!

いったん下ると、龍王岳の西側を巻くように続いている登山道から、龍王岳山頂へ向け踏跡が
分岐しており、せっかくなのでそれを辿り山頂方面へ岩ゴロを5分ほど上ると、龍王岳山頂へ立った。

息を呑む美しさだ・・・・・・・
伸びやかな五色ケ原・どっしり鎮座する薬師岳・谷底から立ち上がる赤牛岳の対比が素晴らしいのだ。
またまたあっけなく予想を軽く超える風景に、今年も僕は出会ってしまうのだった。

click_to_expand_12.gif    龍王岳より、朝陽に照らされる峰々 美しい・・・
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立山・剣岳や、去年の夏登った針ノ木岳など、見渡す限りの絶景を独占
他に誰も居ない山頂で20分ほど風景に浸ると、さあ、先へ進もう!

click_to_expand_12.gif    立山(雄山)から剣岳へ
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いったん上って来た道を戻り登山道へ合流、コルへ向け標高200mほどを一気に下り
鬼岳の東側を巻く。
それにしてもこの山域、龍王岳・鬼岳・獅子岳 って、なんだかイカツイ山名が並んでいるなぁ~・・

click_to_expand_12.gif    龍王岳下りより、より鮮明さを増す夏山風景
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獅子岳のコル辺りまで下ってくると、一帯がお花畑となっており
ハクサンフウロクルマユリハクサンイチゲのお出迎え、今年初の花畑に「にんまり」となる。

click_to_expand_12.gif    鬼岳・獅子岳のコル辺りの花畑
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click_to_expand_12.gif    コルより雄山
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click_to_expand_12.gif    鬼岳・龍王岳・雄山を仰ぐ
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花畑を楽しみつつコルを過ぎ、そこから30分ほども上ると6時40分頃、獅子岳へ着いた。
目の前に五色ケ原・薬師岳、振り返ると龍王岳・雄山、西には大日岳の向こうに富山湾
太陽が昇り、より鮮明さを増す夏山全開の風景が、非っ常~~~~に気持いい!

click_to_expand_12.gif    大日岳の向こうに富山湾が見える
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click_to_expand_12.gif    五色ケ原の奥、ひときわ存在感のある薬師岳
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click_to_expand_12.gif    獅子岳下りより赤牛岳・笠ケ岳・黒部五郎岳・薬師岳
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風景をひとしきり満喫するとザラ峠へ向け、標高約350mを50分ほどかけて下っていく。
ここから緩やかに20分ほど上ると、平坦な高原帯となり、やがて花畑広がる牧歌な極楽平
「五色ケ原」となる。

click_to_expand_12.gif    五色ケ原と鷲岳
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click_to_expand_12.gif    五色ケ原より、大鳶山の大崩壊地
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チングルマキンポウゲハクサンイチゲなどが山肌を彩る極楽風景に囲まれ
のんびり景色を楽しみつつの高原散歩に、幸せ~~~~な気分が心を満たしていく。

click_to_expand_12.gif    牧歌な五色ケ原
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写真を撮ったり風景を眺めたりで、50分ほどかけて「五色ケ原山荘」までやってくると
ここでありがたく水を頂戴し腰を下ろすと休憩、食パンに貪りつく。

ぼ~~~っと9時過ぎまで呆けるように憩うと、ここらで腰を上げ出発
楽園「五色ケ原」を後に、ゆるゆると進んでいく。 また、いつか秋にでもココを訪れてみるのも良いな。

鳶山へ向け緩やかに登りつつ、立山方面や池塘の向こうに聳える針ノ木岳など
なかなか絵になる夏山風景を楽しみながら歩く。

click_to_expand_12.gif    鳶山上りより立山方面を振り返る
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鳶山からは、明瞭なコルまで一気に下り、11時半頃に越中沢岳まで登り返す時分には
ガスが辺りを覆い始めた。 夏の北アルプスお約束である。
まあ、本日の核心である「五色ケ原」まで、快晴の空を恵んでくれたお天道様に感謝だ。

click_to_expand_12.gif    越中沢乗越より、ヌクイ谷から針ノ木岳へ
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ここからは半ば予想通り、地味なアップダウンが運動不足の僕の体力を、ボディーブローのように奪い
「そろそろ歩くの嫌だな~~」っと思い始めた2時過ぎ、スゴ乗越のテン場に辿りついた。

狭いテン場ではあるが、いまのところ先客3人(2張)のみであるので
僕ごのみの快適な「隅っこスペース」を探すと、悠々テントを張る。

5時頃までうたた寝をしたり、ラジオを聴いたり、「松本人志の放送室」を聴いたり、本を読んだりして
過ごすと、ここでビール!

慈しむようにちびちびと飲むと、夕飯のパスタ・しじみスープを喰らい
7時30分頃までぼや~~っと呆けると、明日の快晴を祈りつつシュラフへ潜り込んだのだった。




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