先日山岳保険に加入した。

先シーズンより雪山へ登り始めた上、今後アルパインクライミングに向け危険が伴う機会が増えるので
山岳保険への加入を決めたのだ。

オンラインで簡単に申し込める事もあり
モンベル(mont-bell)の山岳保険(運動危険等担保割増付傷害総合保険)に加入した。
モンベル山岳保険の詳細はコチラ

遭難捜索費用特約として
200万円以上ついているのものが良いと聞いたので、スタンダードプランE011に決めた。

この山岳保険の対象スポーツとしては下記のものが上げられており、さすが山岳保険といった感じだ。

 ・積雪期の雪山登山
 ・非登山道登山
 ・ロープ・ハーネス・カラビナ・ハーケン等の登攀具を使用する岩登り沢登り
 ・アイスクライミング、フリークライミング、アルパインクライミング等
 ・山岳スキー、山岳スノーボード等、オフピステでのスノースポーツ

さあ、アルパインクライミングへ向け、徐々に準備が整いつつある。
あとは、技術・知識の取得だ。
そう、「面倒くさいに勝つ!」ばかりである。


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大雪山の花々の美しさ・天上の楽園風景を写真で紹介する第2弾


【表大雪・比布平・銀明水付近の写真】

永山岳の中腹に位置する「銀明水」付近、比布岳~鋸岳のコルに位置する「比布平」
愛山渓の山を代表する花畑が拡がる。たまらん

比布平の花畑、背後に旭岳
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銀名水付近の花畑
taisetsuzan_2009_4_5_011.jpg

表大雪・比布平の写真をもっと見たい方はコチラ


【表大雪・赤岳のお花畑の写真】

コマクサが群生する「コマクサ平」や「第一花苑・第一花苑」など多数の絶景ポイントを抱える赤岳
たまらん

コマクサ平
taisetsuzan_2009_4_5_001.jpg

第四雪渓周辺のお花畑
taisetsuzan_2009_4_5_002.jpg

表大雪・赤岳の写真をもっと見たい方はコチラ


【トムラウシ山周辺の写真】

山頂直下「北沼」周辺や、岩・沼・花々がおりなす「日本庭園」が素晴らしい。たまらん

北沼周辺
taisetsuzan_2009_4_5_014.jpg

トムラウシ山・化雲岳の中ほどに広がる「日本庭園」
taisetsuzan_2009_4_5_015.jpg

トムラウシ山の写真をもっと見たい方はコチラ


【沼ノ原・五色ケ原周辺の写真】

背後にそびえるトムラウシ山とのコントラストは、正に天上の楽園。たまらん

朝焼けの沼ノ原
taisetsuzan_2009_4_5_012.jpg

五色ケ原の華やかな彩り
taisetsuzan_2009_4_5_005.jpg

沼ノ原の写真をもっと見たい方はコチラ 五色ケ原の写真をもっと見たい方はコチラ


いまだ訪れていない場所や、もう一度見てみたい場所がたくさんある。
こらからも僕は大雪山を歩くだろう。


北海道の写真コチラからどうぞ


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ゴールデンウィーク第3弾・最後の登山として、磐梯山に登った。

[前日]

巻機山から下山後、天気予報をチェック で、

午前中は晴れそうな事
ETC割引により1000円で移動できる事
こういう機会でもないとなかなか東北地方へは行かない事
100名山ハンターである友人の執念にも似た激しい渇望

等により磐梯山へ登る事に決めたのだ。

12時頃巻機を下山すると、六日町の「すきや」で昼食、大沢山温泉で疲れを癒すと
関越道塩沢石打で高速に乗る、新潟経由で磐越道、途中飯豊連峰や磐梯山を横目で眺めつつ
そのまま東北道へ、郡山インターで降りると昼食後に予約したビジネスホテルへチェックインした。

まったく、 ETC割引が無ければ考えられない経路であった.


[当日]

朝4時過ぎ起床、「大盛りカップ焼きそばUFO」をかき込むと5時、ホテルを出る。
うん~~~~~~む・・・ 見事な薄曇りである。 
こぅらぁあ~~気象~~~  午前中晴れるって言ったじゃぁああ~~~ん!!!
ったく・・・  テンション上がらんなあ~~~~~~・・・

途中セブンイレブンで山飯を調達すると(コンビニはやはりセブンイレブンに限るのだ)
6時頃、猪苗代登山口に到着。着替え・荷済みを終えると6時30分頃ゆるゆると歩き出す。

想定外の日帰り登山となったため、日帰り用ザック・軽登山靴を持ってきていない。
で、簡易用ザック・積雪期用登山靴という、なんともアンバランスで格好となってしまった。

猪苗代スキー場のリフト脇の急坂を1時間ほど黙々と登ると、リフトの発着場へ
南側の展望が利き、猪苗代湖が眼下に見える。
にしても、相変わらずの薄曇りで、まったく気持が高ぶらない。

更に10分ほどで尾根へ出ると、磐梯山の山頂部が眼前に望めるようになり
ようやく登山道らしくなってくる。

赤埴山山頂下のちらほら雪の残る道を、トラバース気味に30分も歩くと分岐
ここを右に折れ、5分も上ると赤埴山に着く。

ここ、磐梯山の格好の展望台となっており
姿の良い磐梯山山頂部・沼ノ平櫛ケ峰のパノラマ風景が見事なバランスで展開する。

赤埴山から磐梯山
bandaisan_2009_5_17_001.jpg

ぃっやぁあ~~~~~~  これ、晴れてれば申し分ないんだけどなぁあああ~~~~~
実に残念である。

10分ほど休憩すると出発、平坦地である沼ノ平を歩くと、ここから雪が顕著となり
雪原越しに磐梯山が望まれるのだが
雪質はグチョグチョ、表面はほこりで汚れており、既にきれいとは言えない状態だ。
この辺、冬晴れの積雪期であれば、おそらく絶景なのではないだろうか。

沼ノ平から磐梯山を仰ぐ
bandaisan_2009_5_17_003.jpg

20分ほどで沼ノ平を通過すると、雪渓の登りで磐梯山・櫛ケ峰のコルへ出る。
ここで北方の展望が開け、飯豊連峰安達太良山吾妻山桧原湖などが望める。
が、薄曇り、薄霞の為、いまひとつパッとしない感じだ。

ここから磐梯山へ向け、ようやく明瞭な上りが始まる。
基本的に雪渓斜面の急登なのだが、この雪質なのでアイゼンは不要である。

20分ほどで売店に着くと、八方台登山口からの道と合流、急に登山者の数が増える。

1箇所短いリッジを通過し、20分ほど急登を続けると10時30分頃、磐梯山山頂に到着する。

樹木の生えない山頂は360度の展望が利き
東方眼下に、沼ノ平・櫛ケ峰、南方に猪苗代湖、北方に飯豊・安達太良などが展開する。

積雪期・新緑の時期であれば、なかなか素晴らしい眺望ではないだろうか。
つくずく晴れていないのが残念だぁあ~~~~~~~・・・

磐梯山山頂より櫛ケ峰を見下ろす
bandaisan_2009_5_17_002.jpg

で、ここでお湯を沸かしコーヒータイム
それほど風の吹いていない穏やかな山頂で「くつろぎのひととき」
40分ものんびり過ごすと下山を開始する。

広い雪斜面をグリセードでガンガン降りていく。
転んでも、危険の無い状況なので、調子に乗って怒涛のグリセードである。

あっという間に沼ノ平まで下って来ると、焼岳で痛めた右足膝外側が激しく痛み出す。
膝を曲げるだけで痛みが走る状態である。

再びリフト脇の急坂まで来ると、右足を庇いながらゆっくり下り
2時頃、猪苗代登山口まで戻った。

次は、快晴の積雪期に来るぞ、磐梯山!!


[データ]

 登山日  2009年5月3日
 入 山  午前6時30分頃
 下 山  午後2時頃
 人 数  2人
 服 装  半そでシャツ(常に装着)
       長袖丸くびシャツ(山頂で装着)
       中薄ズボン(常に装着)
       雨具上(山頂で装着)

 
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ゴールデンウィーク、上信越・雪の山岳パノラマ風景展望の山、残雪の巻機山登山2日目の模様です。

1日目の様子はコチラ


[2日目]

朝4時30頃、避難小屋近くに張ったテントで目覚める。
途中3時頃小便で起きた後は、下からの冷気が冷たくてあまり眠れなかった。

テントマット・エアーマット・シュラフカバーという環境で眠ったのだが
下からの冷気を更に遮断できる方法はあるのだろうか? それともただ耐えるだけなのか!

早速お湯を沸かし朝食の準備をする。2~3年前に買った山用飯のお雑煮を食べたのだが
もちの芯が残ったり、山飯独特の味・香りが強かったりで、旨いとは言えない代物であった。

飯を食い終わるとテント撤収 今回張り綱のペグとして
厚さ5㎜・幅2cm・長さ15cm位の板を十字にして、綱を巻きつけ雪中に埋めたのだが
気温差のあるこの時期の雪は、朝硬くなる為、非常に抜きにくく
引っこ抜く際に半分以上折ってしまった。
で、友人は普通のペグを使用したのだが、なんの問題もなかったようである。
まあ、何事も試してみる事が重要なのだ!

テント撤収・荷済みを終わらすと、簡易ザックに水・雨具など必要なものを入れ
6時30分頃、巻機山山頂へ向けゆるゆると歩き出す。

雪の斜面を直線的に上る 軽身な事もありアイゼンは必要ない。
で、30分も歩くと広い尾根の肩へ
ん? 巻機山山頂の木杭が立っているところを見るとここが山頂なのか?
明らかに少し東側の丘の方が標高が高いぞ。

まあ、それはそれとして    素晴らしい風景だ・・・・・・・・


巻機山山頂部より朝日岳・谷川連峰方面makihatayama2_2009_5_10_003.jpg


北方には、今までその姿を一度も現す事のなかった、越後駒ケ岳・中ノ岳・八海山の越後三山が
振り返ると、谷川岳・仙ノ倉山などの谷川連峰、苗場山・佐武流山などが屏風絵のようだ・・・
遠く妙高連山や後立山も望まれ、山岳大パノラマ風景が眼前に展開する。
山景色はやはり早朝が美しいなあ~・・・ テントを担いで登って来ただけの事はある。 
いやあ~~ まったくもってたまらん!!!!!


仙ノ倉山・草津白根・苗場山などのパノラマ風景
makihatayama2_2009_5_10_002.jpg


で、前後左右に拡がる絶景を眺めながら、緩やかな尾根をのんびり散歩だ。
途中、朝日岳方面への分岐があり、「いつか縦走してみたいものだ」と思う。


牛ケ岳上りより越後三山
makihatayama2_2009_5_10_005.jpg


景色を味わうように、ゆ~~~っくりゆ~~~っくり時間をかけながら牛ケ岳まで歩く。
ここまで来ると平ケ岳燧ケ岳至仏山武尊山などの、名だたる峰々が一望のもとだ。


牛ケ岳より巻機山山頂部を振り返るmakihatayama2_2009_5_10_004.jpg


なんだかんだで、尾根に1時間30分は居ただろうか
こころ行くまで風景を堪能すると8時50分頃、避難小屋へ向け下る事とする。

で、避難小屋で再び大ザックを背負い下山へ向け出発
前巻機へ向け、ゆるゆる上って行くと、日帰り装備・軽身の登山者とすれ違う。


下りより前巻機(ニセ巻機) 中央右が谷川岳makihatayama2_2009_5_10_001.jpg


前巻機のピークを過ぎると、あとは雪斜面をザックザック下っていく。
ゴールデンウィーク初日という事もあり、この辺りから多くの登山者とすれ違い始める。
今日は巻機山もにぎやかになりそうである。

あとはひたすら往路を、焼岳で痛めた右足膝外側を、ストックでかばいつつゆっくり下ると
12時頃、登山口である桜坂駐車場へ着いた。

これで今シーズンの雪山登山は終了となる。
今年から雪山に登り始め、数々のきれいな風景と出会ってしまった。
来シーズンが楽しみだなぁああ~~~


[データ]

 登山日  2009年5月1日~2日
 入 山  5月1日午前10時30分
 下 山  5月2日午後12時00分
 人 数  2人  
 服 装  半そでシャツ(行動時に装着)
       長袖丸くびシャツ(夕方~就寝~朝方装着)
       厚手のアンダーウェア(夕方~就寝時に装着)
       薄手のももひき(夕方~就寝時に装着)
       厚手の襟付きフリース(夕方~就寝時に装着)       
       ダウンジャケット(夕方~就寝時に装着)       
       雨具上(山頂部で装着)
       中薄ズボン(常に装着)       
 装 備  10本爪アイゼン
       シングルストック

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関連記事
ゴールデンウィーク登山第2弾として、残雪の巻機山へ登ってきた。
谷川連峰・苗場山・越後三山等、名だたる山々のパノラマ風景を期待しての山行である。


[1日目]

朝7時頃、高崎のビジネスホテルを出発
ゴルデンウィークの渋滞を避けるため、前日高崎まで移動してきたのだが
交通情報によるとまったく渋滞していないようで、あまり意味の無い行動となってしまった。

国道17号で北上し車窓から外を眺めると新緑が目にまぶしい 今日は暑くなりそうだ。
三国峠を走ると時間がかかる為、月夜野で関越道に乗り、関越トンネルを抜け湯沢で降りる。

清水の登山口に近づくにつれ、巻機山の山容が見えてくる。が、暖冬の影響か雪が異常に少ない。
美しい雪景色を期待している僕としてはちょっと残念。で、テンションが若干下がる。

国道291号で清水まで来て、巻機山登山口の標識に従って5分も車で登ると
桜坂駐車場に到着。ほぼ地元ナンバーの車ばかり5~6台停まっている(山菜採りか?)。
で、荷済み・着替えを済ますと、10時40分頃ゆるゆると巻機山へ向け歩き始める。

久しぶりに背負う幕営装備ザックの重さを感じつつ(昨年夏の北アルプス表銀座縦走以来だ)
ほぼ雪の無い樹林帯を登る。日差しが暑く体が少々だるい。

1時間20分ほども上ると五合目(焼松)に到着、北東方面の展望が開け
巻機山頂方面から流れ落ちる融雪の米子沢の「ごおごお」流れ落ちる音が、山に訪れる春を感じさせる。


融雪の米子沢
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さらに10分も上ると植生・地勢が急に変わり、揺るやかなブナ林が暫く続く。
ここから雪が顕著となり、幕営装備の重いザックでは足を取られ歩き辛いので、アイゼンを着ける。
この落ち着いたブナ林を40分ほど歩くと早くも樹林帯を抜け、展望の良い六合目展望台へ出る。


落ち着いたブナ林
makihatayama1_2009_5_10_006.jpg


眼前には天狗岩から割引山へ伸びる尾根、ヌクビ沢
これから登る北方を仰ぐと、前巻機(ニセ巻機)が望まれ気持よいのでここで昼食とする。


天狗岩
makihatayama1_2009_5_10_004.jpg


さて30分ほど憩った後出発、ここから尾根の急登が続く事となる。
ザクザク・ジャリジャリの柔らかい雪斜面を一定のペースで淡々と登っていく。


前巻機(ニセ巻機)を仰ぐ
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どんどん高度が上がるにつれ谷川連峰朝日岳方面の尾根・上州武尊山などが
次々に視界の高さとなり、良い励みとなる。
さすがに暖冬で雪の少なかった今年、5月ともなれば雪原・山肌の純白の美しさはもう無いものの
雪から顔を出す笹原とのコントラストが新鮮で、久しぶりで緑色の山肌を見た気がする。


前巻機上りより朝日岳への尾根・谷川岳方面を望む
makihatayama1_2009_5_10_001.jpg


で、3時30分頃ようやく前巻機(ニセ巻機)に着いた。
のぺ~っとした平らな巻機山頂部や、割引山が傾きつつある西日を浴び、静寂である。
展望も良いのでここらで幕営か、とも考えたが風が強い為とりあえずスルーする。


平らな巻機山頂部makihatayama1_2009_5_10_002.jpg


ここからコルまで下ると避難小屋があり、屋根が雪から顔を出している。
出入り口を保護している木板を3~4枚外せば、小屋の中に入れる事も分かったのだが
初の山雪上幕営も目的の1つであったので小屋泊は断念
で、小屋周辺に平らな場所があったためここで幕営する事とする。
周りに誰もおらず久々に静かな山幕営だ。


静かな山幕営
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各々テントを張り、雪を溶かし水を作ってしまうとここでビール
雪に突っ込んでおいたので異常に冷えている。既に気温も下がりつつあり若干寒い。

明るいうちにビールを飲んで、チキンラーメン・アルファ米で飯を済ましてしまうと
友人のテントに入り焼酎を飲み始める。
僕、幕営時はそんなに飲まない事にしているのだが、明日は巻機山頂へ登るだけで
縦走するわけでもないので今日は飲む。  それに寒いし・・・

で、2時間ほどうだうだ飲むと、明日の快晴を祈りつつ9時30分頃就寝した。

と、今回はここまで 次回2日目巻機山登頂編をお楽しみに!

2日目の巻機山登頂の模様はコチラからどうぞ


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関連記事
雪化粧した北アルプス穂高連峰が見たくて、焼岳へ登ってきた。
ゴールデンウィーク第1弾登山である。

朝5時50分頃、松本のビジネスホテルを出発
ホテル目の前にあるセブンイレブンで山飯を調達する(コンビニはやはりセブンイレブンに限るのだ!

昨日までの2日間ほど、一時的に冬型の気圧配置となり、上高地や山間部では雪が降ったらしい。
その名残で今日も朝の気温が低く、松本市の最低気温は0度となっていた。
が、その分空気も清々しく、快晴の青空が気持ちよい。

友人から借りた車で国道158号を上高地方面へ、6時50分頃沢渡の駐車場へ着く。
で早速7時発、上高地行きのシャトルバスへ乗り込む。
まだゴールデンウィーク本番前という事でバスの乗客はたった2人である。

10分ほどもバスに揺られると、釜トンネル前のバス停「中の湯」に到着、ここで降りる。
200m位安房峠方面に上ると、焼岳の登山口の標識がある。

ここで雨具ズボンを装着
本日デビューとなる冬用登山靴、モンベルの「アルパインクルーザー 2800」の靴紐を縛り直し
同じく本日デビューの登山用時計、「プロトレックPRW-1300」の標高を、現在地点の標高にセット
7時25分、焼岳へ向けゆるゆると歩き始めた。

ここ2日ほどで降ったであろう雪が薄く積もった樹林帯をトラバース気味に40分ほど登ると
樹木の間から安房峠方面の視界が開け気持ちよい。

安房峠方面
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にしても、おろしたての雪用登山靴が歩きづらい事この上ない。
硬い靴底(ソール)のせいで、薄く雪を被った岩に乗ると非常に滑りやすい。
また、まだ皮が馴染んでいない為、足首の動きがぎこちなく、靴に歩かされているような感じだ。

1時間ほどで尾根筋の直登が始まる為、いったん休憩
またまた本日デビューとなる「ブラックダイヤモンドの10本爪アイゼン」を装着
靴紐を緩め足首を楽にすると、尾根筋を登り始める。

ほどなくすると雪で真っ白な乗鞍岳が望め、気分が高まる。

樹木の間から乗鞍岳
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30分も登ると、ほぼ樹林帯の登りも終わり、一気に視界が開ける。
眼前に焼岳、東方に霞沢岳、北方には上高地の向こうに雪かぶる前穂高岳西穂高岳奥穂高岳などが望めおもわず「ぅおおお~~~~~」っと1人歓声をあげてしまう。

穂高連峰 中央が奥穂高岳
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焼岳 左奥が南峰
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緩やかに上る雪原をさらに10分ほどで「新中の湯ルート」と合流
ここから勾配がきつくなり、ほどなく下掘沢から山頂方面へ上る谷筋が左手下に見えてくる。
ここ2~3日の雪で消えたのであろう、ここからトレースがなくなる。

夏道通しであれば、ほぼこの谷筋をず~~っと上っていくようなのだが
雪質もふかふかで、谷筋には多くの雪が積もっていて歩き辛そうだったので
暫く「谷筋」と「焼岳南峰の尾根」の中間の斜面を中途半端に登っていく。

で、地形図を改めて見ると、南峰経由で北峰まで尾根伝いで登れそうな気がしたので
進路を尾根方面へ登っていく事とした。

2200m付近で尾根へ取り付くといったん休憩
気を引き締めて南峰へ向け、急尾根の直登を開始する。

いざ登り始めると、やはり思った以上に傾斜がきつい。
ときおりふかふかの雪に足を取られながら、ほぼキックステップでの登りとなる。

キックステップ(フロントポイント)で爪先立ちの状態が続くと、ふくらはぎが張ってくるので
交互にフラットフッティングを交えつつ登る。
(最近登山技術書で覚えたばかりのテクニック!!)

いやあ~~ 10本爪アイゼンが大活躍である。
といいつつ、岩場で足をいい加減に取り回した際、雨具ズボンを2ヶ所破いてしまった。
これ、へんに引っ掛けると非常に危ないので気をつけねば・・・・・

30分ほど登り背後を振り返ると、山塊の大きな乗鞍岳の全貌が見えてくる。
また西には遠く、雪を被った白山の連なりが望める。

南峰尾根2350m付近より乗鞍岳yakedake2009_5_7_004.jpg

で、急尾根へ取り付き直登する事1時間
突然北方の視界が開け、穂高連峰がど~~~~~~んっと眼前に姿を現すのだ。
焼岳南峰へ到着である。

すんばらしい眺めだ!!!!!!!!!!

焼岳南峰より穂高連峰
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雪まとう岩稜・噴煙上げる焼岳の向こうにそびえる、穂高の山々の風景は荒々しく見え
「すっっん~~~~~~」っと1人つぶやく僕。
ふところ深く鎮座する笠ケ岳乗鞍岳も美しく、雪の北アルプスの一端が見れてご満悦である。

雪稜の向こうに遠く白山
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大きな山容 笠ケ岳
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風景に見とれたり、写真を激写したり、飯を食らったりして40分も過ごすと
北峰へ向け岩場を下ろうと出発。

が、少し進んだところで岩が切れ落ちているではないか。
これ、ロープワークのできるパーティーならいざ知らず(ましてや僕1人だし)
とても現在の僕の技術・判断力・経験・装備では下れない為、ココ下るのは断念する。

「うん~~~どうしたものか 北峰行くの無理かあ~~~」 と思いつつ
来た道を10分ほど下ると、南峰山頂下斜面をなんとかトラバースできそうな地点を発見。
暫く悩んだがまだ時間も早いので、ここトラバースして北峰を目指す事とする。

標高2360m付近の斜面を延々トラバースしていく。
「ザック ザック はあ~~ はあ~~」 「ザック ザック はあ~~ はあ~~」
ゆっくりではあるが着実に北峰が近づいてくる。

徐々に近づく焼岳北峰
yakedake2009_5_7_008.jpg

約40分間地道なトラバースを続け、ようやく北峰・南峯のコルへ到着、方向を示す木杭が立っている。

ここから硫黄臭漂う噴煙も間近に、岩場を注意しながら慎重にひと登りすると
13時10分、ようやく焼岳山頂(北峰)へ着いた。

北方には遮るもの無く、穂高から槍ヶ岳へと白い峰々が連なり
南方を振り返ると、岩を突き出す真っ白な南峰の斜面に、僕の歩いたトラバースがついており
感慨深いものがある。

焼岳北峰より南峰を振り返る
yakedake2009_5_7_009.jpg

にしても僕のとった行動は正しかったのか、そしてどの位危険なものだったのだろうか・・・・・・

そんな事を考えながら20分ほど北峰で過ごすと下山を開始
当初の予定では大正池へ下ろうと思っていたのだが、体力を消耗した事・天気が崩れそうな事
を考慮して、来た道を下る事にする。

再び北峰・南峯のコルまで降りると、夏道どおり谷筋をざっくざっくと大股でぐんぐん下る。
15分も下るとあっという間 僕が上りでつけたトレースに合流
雪山で、こういう時の上り下りでの時間差は強烈なものがある。

で、樹林帯まで下ってくると、急に右足膝関節の外側が痛み出してきた。
僕もともと膝が弱く、この症状はアイゼンをはいて歩いた後のお約束なのだが、今回は特別に痛む。
馴れないアイゼンで色々膝関節に無理な負担をかけ続けた為だろう。

かる~~く小雪の舞う中、ストックで膝への負担を軽減しつつ、えっちらほっちら下り続けると
15時25分、中の湯登山口へ着いた。

省みる点もあったが
北アルプスの美しい雪景色を堪能する事ができた楽しく充実した山行となった。
また来るぞ 北アルプス!!

【おわりに】
今回、僕のつたないルート判断により焼岳南峰を登頂していますが
焼岳南峰は立ち入り禁止となっており、現在は北峰が焼岳山頂扱いとなっています。
当日、僕のトレースに導かれ、南峰を登頂された登山者の方、ごめんなさい!!


[データ]

 登山日  2009年4月28日
 入 山  午前7時25分
 下 山  午後3時25分
 人 数  1人
 服 装  厚手のアンダーウェア(常に装着)
       長袖丸くびシャツ(常に装着)
       薄手の丸くびフリース(常に装着)
       中薄ズボン(常に装着)
       雨具ズボン(常に装着)
 装 備  アイゼン10本爪(1850m付近より装着)
       ピッケル(南峰トラバース時に使用)


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