西別岳の初登山後、手当たり次第低山に登った年の翌夏
再び僕は、山に登る為にバイクで北海道までやって来た。

前年は、ジーパン・スニーカー・簡易ザックで登っていたのだが
この年は準備万端、中厚登山パンツ・トレッキング靴・45ℓザックの装いで海を渡って来た。

青函フェリーで函館に渡ると
まずは横津岳、秩父別に移動して黄金山、女満別に移動して斜里岳、藻琴山、武華山
富良野に移動して芦別岳
天気と気分で移動しながら、きまぐれに登っていった。

その後、この夏のメインイベントである大雪山縦走
姿見の池→旭岳→間宮岳→中岳→黒岳(テント泊)→北海岳→間宮岳→旭岳→姿見の池 を歩く為
8月12日、「山部自然公園太陽の里キャンプ場」で合流した友人(やはり東京からバイクで来た)と
旭岳ロープウェイで姿見の池に降りたった。


姿見の池より旭岳を仰ぐ
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1時間30分ほどザレた斜面を登るとあっけなく旭岳に到着。
流れてきた雲が遠景を隠しいまひとつ展望が利かない為、間宮岳に向け早々に歩き出す。
(晴れていれば黒岳・トムラウシ・十勝連邦などが望まれ良い展望が得られる。)


旭岳山頂付近より愛山渓の山々を望む
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いったん雪の残る旭岳東斜面を下り、旭裏から緩やかな斜面を登ると間宮岳に出る。
突如、眼下にお鉢平がど~~~~~んと現れ、圧巻である。


間宮岳より眼下に広がるお鉢平
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ここからお鉢の稜線を左回りにのんびり辿ると雲ノ平に出る。
ここから黒岳までは随所にお花畑が拡がっており
雪解けを追うように7月中旬から下旬に訪れると、素晴らしい風景を味わう事ができる。

この夏は花の最盛期などよく分からずに、山頂からの眺望のみを目的に大雪山を訪れた為
全般的に花の最盛期を過ぎており、その極楽風景を見る事は叶わなかった。
いま考えると非常~~~~にもったいない!!

夕方、黒岳石室のテント場で
北鎮岳の「千鳥の雪渓」を眺めながらビール、明日の快晴を願い就寝した。


黒岳石室より 北鎮岳の千鳥の雪渓
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翌朝、快晴の黒岳からの大展望で幕を開ける!!
ここ、その後何度も訪れているが、良い景色だ。
北鎮岳の美しい雪渓模様や、お鉢平の稜線に連なる山々、雄大である。


黒岳より 表大雪の山々を望む
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さて、黒岳石室まで引き返し分岐を左、北海岳を目指すのだが
この途上で僕は初めて、大雪山に咲く花々の素晴らしさの一端に出会うのだ!!

いたるところにチングルマやエゾノコザクラが咲き乱れている。
楽園だ!!
当時は花の名前もよく分からなかったが、その美しい牧歌的風景に魅了されてしまった。


北海沢に咲くチングルマ 北鎮岳とのコントラストが美しい
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ここ北海沢は例年、雪解けが遅いため、開花が遅いらしく
8月中旬にもかかわらず、極楽風景を堪能できたのだ。 ありがとう!!


北海岳山頂付近の花畑
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北海沢での楽園散歩を楽しむと、再びお鉢平の稜線に上がり
北海岳→間宮岳→旭岳→姿見の池 と快晴の大展望を満喫、幸せに歩いた。

この夏僕は、大雪山の花々の素晴らしさを知ってしまった!!
そしてまた極楽風景を求め、何度も大雪山を歩く事になるのだ。

 

 

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裏妙義を歩いてきた。
ここ1週間冬型が強かったため、雪をまとった妙義山が望める事を期待しての山行で
横川から御岳山登山口→御岳→丁須の頭→第二不動滝→丁須の頭登山口のコースを歩いた。

妙義山は非常に好きな山域だ。
昨秋、表妙義山の岩稜を2度(白雲山・金洞山)にわけて歩いており
和風テイスト漂う美しい風景・岩登りの楽しさを存分に味わう事ができたからだ。

秋色の妙義山(白雲山)
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朝5時30分、家を出発。
環七から目白通りを経て関越自動車道にのる。事故処理直後のようで車の流れが悪い。

途中、嵐山パーキングエリアでかけそばを食らう。
ココ、フリーズしたそばを使っているので、歯ごたえがあってなかなか旨い!

関越から上信越自動車道に入り、松井田妙義インターでおりる。
国道18号を10分ほども走ると、御岳山登山口近くの駐車場に到着。
てばやく着替えを済ますと8時30分「あさおの吊り橋」を渡り、ゆりゆると登りはじめる。

10分ほどものぼると第一不動滝に出るが、寒さのため結氷している。
鎖もキンキンに冷えており、ゴムいぼつき軍手が役に立つ。

1時間後、鼻曲りで右に折れると小休止。
樹林帯の中で、いまだ展望はたいしてきかない。

御岳を目指し、尾根のアップダウンをしばらく繰り返すと、ルンゼ(細い沢筋の急登)になるが
雪で上り辛そうなので、左から岩場にとりつきクリアーする。

雪まとう山肌
uramyougi_2009_4_5_002.jpg

鼻曲りから1時間で御岳のピークに到着、御嶽大神の石碑がある。
ここでようやく見通しが利き、目指す丁須の頭のハンマー状の岩が見える。

小休止の後出発、再び尾根のアップダウンをしばらく繰り返すと
「丁須の頭」の基部を、いったん右に巻き、岩斜面をトラバースすると鎖場。
鎖、岩ホールドで一登りすると丁須の頭につく。

丁須の頭より妙義湖方面を望む 山肌の陰影が美しい
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素晴らしい眺めである!!
東に目をやると妙義湖・雪をまぶした山肌・岩肌の陰影が美しく
西に目をやると年末に登った浅間山が鎮座しており、気持ち良い。やっぱり山っていいね~~。

鎮座する浅間山
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ここでコーヒータイム
景色を十分に堪能・憩った後、1つ先のピークまで行くと丁須の頭の眺めが良い。

丁須の頭 ハンマーの頭のようだ
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に、しても静かだ。
登り始めてすぐ3人組を抜いてから誰とも会っていない。
   (彼らはあの後どうしたのだろう。装備・体力を準備し、またいつか妙義に来い!!)
僕、人ごみとか雑踏が大嫌いなので、この静けさはとてもありがたい。
冬登山の贅沢の一つだ。

下山は谷筋をひたすら下っていく。
足跡がまったくついていない。雪が降って以来だれもこのコースに入っていないようだ。

1時間ほど下ると、第二不動滝に付く。
ここも結氷しており、冬の妙義山の締めくくりには相応しい、和風な景色だ。

結氷する第二不動滝
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さらに1時間歩くと、3時10分駐車場に到着。
妙義ふれあいプラザ もみじの湯で極楽。  楽しかったな~~!!




[データ]

 登山日  2009年1月18日
 入 山  午前8時30分
 下 山  午後3時10分
 人 数  2人
 服 装  厚手のアンダーウェア(常に装着)
       長袖丸くびシャツ(常に装着)
       薄手の丸くびフリース(常に装着)
       ネックウォーマー(常に装着)
       雨具上(常に装着)
       厚手のももひき(常に装着)
       中薄ズボン(常に装着)
       ゴムいぼつき軍手(常に装着)

 

 

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年末年始遠征登山の第二弾として八ヶ岳は権現岳に登った。

朝6時頃、茅野のビジネスホテルを出発。
徐々に薄明るくなってきた空に、雲ひとつ無い八ヶ岳がそびえている。


諏訪湖の向こうに連なる八ヶ岳(前日撮影)
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セブンイレブンで食料を調達する(コンビニはやはりセブンイレブンに限る!)と
登山口のある観音平へ向け国道20号を南下。甲斐駒、鳳凰三山などがくっきり望まれ気分好し!

が、八ヶ岳横断道路で観音平口まで来て見ると、登山道までの車道が通行止だ!!
ここから登山口まで1時間以上の車道歩きを強いられるため、観音平から登るのは断念。
事前確認甘し!!!

とりあえず、三ツ頭経由で登る方向で、天女山入口まで車を走らせる。
ここもやはり登山道までの車道が通行止となっており、ゲート付近に何台か車が駐車してある。

コースタイムを考え、ここから登るのが最善と判断、空いているスペースに車を駐車。
7時40分、ゲートの脇を抜け、ゆるゆると登り始める。

登り始めて暫くすると、次々に下ってくる登山者とすれちがう。
どうやら、「天女山」や「天の河原」でご来光を迎えた人々のようだ。

30分ほどで天女山、さらに10分ほどで天の河原に着く。ここ、ちょっとした展望台となっており
富士山・鳳凰三山・北岳・甲斐駒・赤岳などが朝日を浴び美しい。

さらに30分ほど緩やかに樹林帯を登ると、明確な急登となるため
登りに備え一休み。アイゼンを装着。

ここからはひたすら樹林帯の急な上りが続く。
凛とした冬の空気の中、登山で温まっていく感覚が気持ち良いなあ。

10時10分、いったん前三ツ頭で視界が開ける。
高度を上げたおかげで、さらに展望が拡がり
仙丈岳・御嶽山・中央アルプスまで望め、眼前には三ツ頭がそびえている。


前三ツ頭より三ツ頭を仰ぐ
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再び樹林帯にはいり、30分ほど上ると、10時40分頃、吹きさらしの三ツ頭ピークに到着。

ここでようやく北方の視界が開け、八ヶ岳の山塊を望む事ができる。
雪まとう権現岳・赤岳・阿弥陀岳などが険しくそびえ、圧倒的な迫力である!!


三ツ頭より望む権現岳・阿弥陀岳・赤岳
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にしても 寒い。 当然の事ではあるが、風を遮るものがなんにも無い。
ここで厚手のフリース、スキングローブ、みみあてを着用、ネックウォーマーを鼻まで上げる
が、う~~~~ん・・・・・・・・・無理があるなあ。やはり「目だし帽」と「ゴーグル」は必要だ。

いったん権現とのコルまで下ると、激しく風が吹きさらす。
鼻水は垂れ流し状態、吐息でネックウォーマーの裏地が凍っていく。


吹きさらしのコルより権現岳を仰ぐ
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山頂付近まで尾根伝いに登り
左から斜面をトラバースすると、12時頃権現岳山頂に到着した。

山肌を雪に覆われ、陽の光を浴び輝くギボシや、眼前に鎮座する赤岳がひときわ険しく
充実感にひときわ満たされる瞬間である。

冬型が強いせいか、北西から次々に雲が流れ込み始め赤岳山頂部を隠す。下山の時間だ。


権現岳より雪まとうギボシを望む
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来た道を下り、いったん前三ツ頭でコーヒータイム(風が冷たくほっとできない)。
3時30分頃、登山口に到着した。
比較的天候にも恵まれ、雪山への想いも新たに充実した登山だった。

再び茅野のビジネスホテルに戻ると、スーパーの惣菜でささやかな打ち上げ
くだをまき、9時頃、早々に就寝する。




[データ]

 登山日  2009年1月1日
 入 山  午前7時40分
 下 山  午後3時30分
 人 数  2人
 服 装  厚手のアンダーウェア(常に装着)
       長袖丸くびシャツ(常に装着)
       薄手の丸くびフリース(常に装着)
       厚手の襟ありフリース(上りの三ツ頭より装着)
       ネックウォーマー(ほぼ装着)
       みみあて(上りの三ツ頭より下りの前三ツ頭まで装着)
       スキングローブ(上りの三ツ頭より下りの前三ツ頭まで装着)
       雨具上(常に装着)
       厚手のももひき(常に装着)
       中薄ズボン(常に装着)
       発熱素材の薄手手袋(常に装着)
 装 備  アイゼン6本爪(常に装着)
       ピッケル(権現岳・三ツ頭間で使用) 

 

 

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年末年始遠征登山の第一弾として黒斑山など浅間山外輪山に登った。

朝6時50分、小諸のビジネスホテルを出発。
朝から快晴で実に清々しい気分だ。

セブンイレブンで食料を調達する(コンビニはやはりセブンイレブンに限る!)
登山口のある高峰高原ホテル前までチェリーパークラインを車で登っていく。

7時30分頃、高峰高原ホテルの近くの駐車場に車を停めると
アイゼン(6本爪)を装着し、ゆるゆると中道を歩き始める。

歩き始めて暫くは平坦な道、雪質も柔らかく
くるぶし位まで雪で埋まりながら進む。

15分ほどでようやく明瞭な上りが始まり、雪質もしまってきた。
背後を振り返ると、篭ノ登山が青空に映え美しい。

出発から約1時間、表道と合流すると
ほどなく「トーミの頭」に到着、眼前に雪化粧した浅間山がど~~んと現れる!


トーミの頭から浅間山
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北に目をやれば
黒斑山から鋸岳にかけて外輪山が連なっており素晴らしい展望台である。
景色を堪能しながら、しばし小休止すると、湯ノ平に向け歩き始める。

雪の急斜面を、踏跡を頼りに下っていく。
トラバース・直下降を織り交ぜ下るが、雪が柔らかいので恐怖は感じない。


湯ノ平への下りから連なる外輪山を望む
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3分の2ほど下ったところで踏跡を見失う。
が、浅間山荘からの踏跡が眼下に見えているため、そこを目指し下る。

ところどころで股下まで雪に埋もれながらも、1時間ほどでようやく下りきった。
湯ノ平から見上げる外輪山や浅間山もまた美しいものだ。


黒斑山、外輪山を見上げる
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小休止した後、10分ほど平坦な道を歩くと「賽の河原分岐」に出る。
ここを右に折れると前掛山だが、火山活動の影響により、入山禁止となっていた。

さて、僕らはここを左に折れ、外輪尾根、鋸岳方面を目指すのだが
踏跡がまったくない。

名高い浅間山の事、さぞたくさん登山者が入山しているものと思っていたが、静かなものだ。
夏道にはあったはずの道標も当然なく
思いがけずルートファインディングになってしまった。

地形図と現実の地形を見比べ、おおよそのルートを決めると
外輪尾根、鋸岳方面を目指し、雪原を歩き出す。

ときおりワカンの跡を見かけるが明瞭ではない。
20分ほど雪原を歩くと急斜面の登りとなる。

ところどころ腰辺りまで雪に埋もれつつ
ちょっとずつではあるが、高度を上げていくと、露出した岩場の下に出た。

まず右手にルートを探るが、岩がハングしており、容易にとり付けない。
次に真ん中辺りを探るが、手がかりが少なく危険である。
最後に左手に進んでいくと、上に進む事はできないが、トラバースできる為
岩場の下を慎重にトラバースしていく。

尾根に抜けられる事を願いつつ、暫くトラバースを続けると
ようやく岩場をクリアー、悪戦の末、仙人岳山頂直下の尾根に辿り着いた。

賽ノ河原分岐から2時間近くを費やしてしまった。
いやあ~~ グッジョブ グッジョブ!         ・・・・・・・だったのか?


仙人岳直下コルから浅間山
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外輪の岩峰越しに、浅間山が鎮座、良い景色だ。
北に目をやると、四阿山・草津白根などが望め、気分が良い。
ようやく落ち着いたところで、しばしコーヒータイム。
充実感と美しい風景で、格別に旨く感じる。

さて、いったん鋸岳辺りまで行ったところで引き返すと
黒斑山を目指し、尾根伝いに歩いていく。

仙人岳・蛇骨岳とほぼ踏跡がない状態であり
尾根を伝うか、尾根下をトラバースするか、迷う箇所もあったが
ほぼ尾根伝いで問題なく進める。

蛇骨岳を過ぎると樹林帯に入り
雪を被った木々が、美しい造形と静寂した空気を創り出す。

日も西に傾きかけた頃、ようやく黒斑山に到着。
西日を浴びる浅間山を名残惜しく見送った後、再び中道で下った。


トーミの頭より西日を浴びる外輪山
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午後4時下山。
高峰高原ホテルの温泉で、冷え切った体を暖め、しあわせ。
良い山行だったな~~~。



[データ]

 登山日  2008年12月30日
 入 山  午前7時45分
 下 山  午後4時15分
 人 数  2人
 服 装  厚手のアンダーウェア(常に装着)
       長袖丸くびシャツ(常に装着)
       薄手の丸くびフリース(常に装着)
       ネックウォーマー(ほぼ装着)
       雨具上(常に装着)
       厚手のももひき(常に装着)
       中薄ズボン(常に装着)
       発熱素材の薄手手袋(常に装着)
 装 備  アイゼン6本爪(常に装着)
       ピッケル(ところどころ使用) 

 

 

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