2011年5月21日 二子山中央稜マルチピッチクライミングで二子山の頂に立った馬鹿な男達の話。

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クラシックルートへの足がかり、二子山中央稜を攀じ登って(クライミングして)きた

【以下、二子山中央稜マルチピッチクライミングの顛末】

朝5時東京の自宅を出発、関越道花園で降り「すき家」で朝食といつもの流れ。
かつてツーリングでよく訪れた志賀坂峠へとドライブ、民宿登人で右に折れ林道走行。

緊張している友人Pを尻目に、何故か気持の抑揚がイマヒトツない僕。
7時40分頃、二子山登山口へ到着。

二子山登山口到着

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ハーネスを着けザックを背負うとゆるゆると登山道を進む。
クラミングエリアの一つ「祠エリア」を過ぎ、途中分岐点を見落とし遠回りしながらも8時20分頃
二子山中央稜の取り付き点へ到着、8時半過ぎ友人Pがリードで(先に)1ピッチ目を攀じりだす。

祠エリア 壁かぶってます 到底無理

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●1ピッチ

ルンゼを辿り、右上にトラバース、立木を過ぎ上を見上げると、そこに終了点が見える。

僕もセカンド(確保された状態)で取り付くも
先日の飯豊連峰縦走で痛めた膝(水たまり・裏筋痛め)・病み上がり(風邪をひき高熱)の影響もあり
グダグダ。 のっけから不安。

1ピッチ目に取り付くP

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終了点からローソク岩
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●2ピッチ

ボルトにつられ素直にフェースを直上、落ち着いたところで右に乗っこし、暫し上り終了。

まだ1ピッチ目だと思い込んでいた友人Pがリードで登ってしまった為、再びセカンドで行く僕。
途中Pの不適切なアドバイスに騙されるも、方向修正して終了点へ、未だしっくりこない。

終了点から両神山
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●3ピッチ

「コーナークラック」を含むクラックルート、二子山中央稜の核心部

つるべで進み、本来Pが登る予定だったが、さきほどのピッチ間違いの仕業で、僕がリードで行く事に
なんとか最初のクラックはクリアしたものの、どうやっても「コーナークラック」の突破口が見つからず

結局昨年同様、ボルトに足を乗り上げたりして突破、驚くほど進歩のない自分に落胆。
ひろい大テラスに出ると、ここが終了点。 友人Pも登ってくると、いったんここで大休憩とする。

このクラックを登っていきます
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3ピッチ目を登る僕

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大テラスから下を望む

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この後の4・5・6ピッチはガバガバ(掴み易いホールド)が多く
ようやくクライミングを楽しみながら、つるべ(交互にリード)で快適に攀じっていく。

4ピッチ目
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4ピッチ目終了点で準備するP

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5ピッチ目
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6ピッチ目を登るP

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小広い6ピッチ終了点までやってくると、ここで二子山(西岳)山頂や憩う登山者が望まれ ホッ
とうとう喉元まできたぞっ

二子山山頂が見えた!

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登ってきた稜線を見下ろす

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この先は登攀用具不要、ロープ・ヘルメットをしまい靴を履き替えると稜線をゆるゆる進む。
岩ピークを幾つか越えると12時前、ついに二子山山頂に立つ僕らが居た。

「おつかれっ!!!」 っで、固く暑苦しい握手をする男2人  149509.gif

さらに 骨が折れそうなほど激しい抱擁   棒人間_l
まではしていない・・・

山頂近くの人の居ないピークに腰を落ち着けると、登ってきた中央稜などを感慨深く眺めつつ昼飯
僕が普段味わっている単独行の充実感とはまた違った喜びに浸る。
困難を突破した達成感などから来る幸せな気持を分かち合う、日常の僕からは乖離した感覚。

二子山中央稜を感慨深く眺める
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西岳より西方へ伸びる岩稜

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アルパインクラミング・バリエーションルートへの足がかり的位置づけに捉えていた二子山中央稜
構想から約2年、僕の骨折・友人Pの努力・幾度の対立を乗り越えて辿りついた頂だ。

素人から始め、ガイド山行で試攀・クライミング技術書で独学
厭世的な僕、山岳会に身をおかず手に入れた頂、まさにガチ、格別な感慨も必然。

ようやく独立したクライマーへの第一歩を踏み出すことができた。
より技術をあげ、いよいよ本チャンルートへ歩みを進めるばかり。 明日はどっちだ!


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栃木県は藤坂ロックガーデンで、ロッククライミングをやってきた。
昨年11月末、古賀志山ロッククライミング中に左足かかとを骨折して以来のロッククライミングだ。

骨折直後はロッククライミングを断念しようかとも考えたが
相棒である友人Pがクライミングジム通いを始めた事をきっかけに、再び始める事となった。

まあ、しかし、素人2人の挑戦であり、立ちはだかる壁と恐怖を乗り越えるのは容易でない事は
骨折以来、身にしみて実感しつつある。 「安全第一」である。

9時30分頃、藤坂ロックガーデン入り口の駐車場に車を停める。
5分ほども歩くと岩壁「藤坂ロックガーデン」に到着。 僕ら以外には団体パーティーが一組いるのみだ。

まずは易しめのグレードⅣ 「パピヨン岩稜」にとりつく事とする。
以前であれば、間違いなく僕が最初にリードで登っていたのであろうが
ここは最近クライミングジム通いで腕を上げた友人Pに攀じ登ってもらおう。

ジムクライミング独特の「ムーブ」がようやく様になってきたPであるが
やはり外岩は勝手が違うようで、相変わらずハンドホールドを探し求め岩を撫で回している。
時間が掛かり、ぎこちなかったものの完登 ロアーダウンで降りてくる。 
まだ外岩に慣れていない事もあり、どうやら怖かったようだ・・・・・・・・
トップロープで登るとなんてことないようなルートも、リードで登るとめちゃくちゃ怖いのである。

パピヨン岩峰を仰ぐ
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今度は僕の番、ロープを引き抜き、僕もあえてリードで取り付く。
ルートは難しくないものの、高度を上げるに従い恐怖が増し体が硬直、スムーズに動けなくなってくる。
僕もP同様、時間が掛かり、ぎこちなかったものの完登 ロアーダウンで降りる。

お互いリードで登ったので、ここからはトップロープで登る事にする。
リードで登るのとは段違いに怖くない。 上から吊られている安心感に体も躊躇無くスムーズに動ける。
やはりトップロープで岩に慣れ親しむ事から、まずは始めるべきだと実感する。

2本ずつトップロープで登った後、グレードⅤ 「そこはかとなく」に挑戦する事にする。
Pが苦労して、「パピヨン岩稜」から「そこはかとなく」へ終了点を架け替えトップロープ支点を構築、
懸垂で降りてくる。

パピヨン岩稜終了点より
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まずは僕がトライ 半ばまでは傾斜も緩く簡単なのだが、終了点直下が垂壁となっており核心部
岩から引き離されそうになる恐怖と戦いながらなんとか完登 
ルート自体特別難しくはないのだが、やはり恐怖で体が硬直しスムーズに動けない。
ここ、今の段階ではとてもリード゙では登りたくない。

お互い2本ずつ登りロープを引き抜くと、懸垂下降の手順をPに教えてもらう。

そろそろ帰ろうかという時、なにやら役場の人間っぽい風情の方が、使用料の徴収に現れた。
ここ、年間使用料1000円らしい。

色々話しているうちに、どうやらこの方が藤坂ロックガーデンの整備に尽力された伝説のクライマー
斉藤雅巳さんである事が分かった。クライミングについての熱い思いを聞かせて頂きこの日は終了。



藤坂ロックガーデンでロッククライミングを終えて・・・
ジムクライミングと外岩のグレード・恐怖の違いを改めて実感
まずはグレードⅤを恐怖なくスムーズにリードで登る事を、当面の目標としようと思う。
目標としている谷川岳・前穂高岳などの本チャンルートへの道のりは長い。

この日、もう一組の団体パーティーで滑落?事故があった。
担架で救急車に運ばれていったが、命には別状が無いようで良かった。
クライミングは危険な遊び 「安全第一」である。


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先日ロッククライミング中、3mほどの高さより飛び降り左足かかとを骨折した。

全治3ケ月、まともに歩く事が不可能な為、最低1ケ月の自宅療養が必要な状態だ。

これもひとえに、ロッククライミングに対する認識・姿勢・取り組み方・態度が甘すぎた為である。

その間に登れたであろう山々・手に入れたであろう収入・この為に肩代わりをしてくれる人達の労
失ったものの多さを考えると、自分の相も変わらない迂闊さに後悔が押し寄せる。

今後ロッククライミングを続けたものかどうか、よ~~く考えなければなるまい・・・・・