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先日6月5日に二子山中央稜、6日に太刀岡山でロッククライミング講習を受けてきた。
■二子山中央稜■
全6ピッチで二子山山頂に至るマルチピッチルート
僕等が目指すクラシックルートとほぼ同一レベルなので、自分達の技術を図る一つの目安となる。
最近、月に一度くらい外岩で、友人Pと共に練習を重ねてきたおかげか、比較的余裕をもって
登る事ができたのだが、このルートをリード(先頭)で登るにはまだ鍛錬が必要である。
セカンドビレイする友人Pと僕

また、今回残地ハーケンを使って何とか突破した3ピッチ目のコーナークラックを
楽に突破できるくらいのクラッククイミング技術は習得しなければなるまい。
諸々の事情により日没サスペンデッドとなり、今回は二子山山頂まで辿り着く事ができなかった。
次回ここに来る時はロープワーク・クライミング技術を高め、友人Pと2人の力で必ず山頂を踏みたい。
懸垂下降する僕

■太刀岡山■
左岩稜というマルチピッチルートを登る予定だったのだが、参加メンバーの体力・技術的問題により中止
1ピッチ目上部にあるクラックで、クラッククライミングを練習する事となった。
昨日の二子山でクラック技術習得の必要性を感じた僕らにとっては、好都合な展開である。
太刀岡山を仰ぐ

クラックに手・足をつっこんで体勢を保持する「ジャミング」という基本技を教えてもらい
何度が登るうちに、クラックを楽に登る感覚がなんとなく分かった。
左岩稜1ピッチ目上部のクラック

自分たちに足りないものが分かり、充実した岩登り講習となった。
憧れのクラシックルートを目指し、ゆっくり焦らず確実に足元を固めていくのみである。
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全6ピッチで二子山山頂に至るマルチピッチルート
僕等が目指すクラシックルートとほぼ同一レベルなので、自分達の技術を図る一つの目安となる。
最近、月に一度くらい外岩で、友人Pと共に練習を重ねてきたおかげか、比較的余裕をもって
登る事ができたのだが、このルートをリード(先頭)で登るにはまだ鍛錬が必要である。
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また、今回残地ハーケンを使って何とか突破した3ピッチ目のコーナークラックを
楽に突破できるくらいのクラッククイミング技術は習得しなければなるまい。
諸々の事情により日没サスペンデッドとなり、今回は二子山山頂まで辿り着く事ができなかった。
次回ここに来る時はロープワーク・クライミング技術を高め、友人Pと2人の力で必ず山頂を踏みたい。
懸垂下降する僕

■太刀岡山■
左岩稜というマルチピッチルートを登る予定だったのだが、参加メンバーの体力・技術的問題により中止
1ピッチ目上部にあるクラックで、クラッククライミングを練習する事となった。
昨日の二子山でクラック技術習得の必要性を感じた僕らにとっては、好都合な展開である。
太刀岡山を仰ぐ

クラックに手・足をつっこんで体勢を保持する「ジャミング」という基本技を教えてもらい
何度が登るうちに、クラックを楽に登る感覚がなんとなく分かった。
左岩稜1ピッチ目上部のクラック

自分たちに足りないものが分かり、充実した岩登り講習となった。
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アルパインクライミングを目指す僕と友人P、その足がかりとして小川山で岩登り講習を受けてきた。
そして惨敗してきた。
ビレイする友人P

軽快に登るガイドOさん

以前三ツ峠で初めて岩登りをした時に、人工壁(ジムクライミング)との勝手の違いを感じたのだが
今回改めてその違いを実感、岩に打ちのめされ、自分の無力さを思い知ったのだった。
「ホールドが探せない」・「スメアリングが旨く効かせられない」 という
どうやら外岩初心者には、よくありがちらしい最初の壁にまんまとぶち当たったようである。
晩秋の小川山周辺の山

こんな体たらくでアルパインクライミング・マルチピッチどころではないので
近いうちにクライミングギアを購入、グレードのゆる~~~い岩場を探し
まずは岩慣れする事から始めようと思う。
懸垂下降する友人P

ここをなんとか突破しない事には、より楽しい世界に足を踏み入れる事ができないのだ。
そう、「面倒臭い」に勝つ! のだ。
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そして惨敗してきた。
ビレイする友人P

軽快に登るガイドOさん

以前三ツ峠で初めて岩登りをした時に、人工壁(ジムクライミング)との勝手の違いを感じたのだが
今回改めてその違いを実感、岩に打ちのめされ、自分の無力さを思い知ったのだった。
「ホールドが探せない」・「スメアリングが旨く効かせられない」 という
どうやら外岩初心者には、よくありがちらしい最初の壁にまんまとぶち当たったようである。
晩秋の小川山周辺の山

こんな体たらくでアルパインクライミング・マルチピッチどころではないので
近いうちにクライミングギアを購入、グレードのゆる~~~い岩場を探し
まずは岩慣れする事から始めようと思う。
懸垂下降する友人P

ここをなんとか突破しない事には、より楽しい世界に足を踏み入れる事ができないのだ。
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5月23・24日、三ツ峠でマルチピッチ岩登り講習を受けた。
アルパインクラミングへの足がかりで、これが初めてのアウトドアクライミングとなる。
残念ながら24日は雨となった為、山小屋「四季楽園」の室内壁でロープワーク講習となり
岩登りを体験できたのは、結局23日の午後だけとなってしまった。
まあなにしろ、やる事、見る事、全てが目新しく
インドアクライミングとはまた違ったおもしろい(ちょっと怖い)体験ができた事は確かだ。
[23日]
朝9時、河口湖駅でガイドの方(仮称ガイドSさん)・もう1人の参加者と待ち合わせ
ガイドSさんのクロカン四駆に、後ろから友人と車(普通乗用車)で付いていく。
御坂峠を上ると右へ分岐、三ツ峠登山口方面へ
たくさんの車が止まっており、なかなか止めやすい場所が無い。
暫く上がった所で、2台ほど駐車できるスペースへ僕らの車を停め荷物を積み替えると
ガイドSさんのクロカン四駆へ乗り込む。
激しく段差のあるガレガレの林道を、えっちらほっちら乗り越えていく。
さすが、クロカン四駆!!
最終の駐車場へ車を駐車すると、ここから林道歩き
40分も上ると、山小屋「四季楽園」へ到着する。
ガイドSさんともう1人の受講生(仮称Hさん・60歳位か?)は四季楽園泊まり
僕らは、ここから2分ほど上ったテン場泊まりなのでいったん別れる。
このテン場、なかなか展望がよく、きれいに連なる南アルプスなどが見えてうれしい。
テント場から 遠く南アルプス
テントを張り終え、昼食を済ましてしまうと、集合場所である四季楽園前のテラスへ行く。
ここは、これから登る屏風岩や富士山が望めるビューポイントである。
三ツ峠屏風岩
富士山
さて、ここから10分も下ると、岩登りのポイントへ着き、既に多くのパーティーが取り付いている。
僕らは準備運動を兼ね「リーダーピッチ」というルートを、まずはトップロープで登る事に。
ガイドSさんがビレイポイントまで上ると、トップロープ状態にセッティング、まずは僕が登る事になる。
で、岩に取り付いてみるのだが
ん・・・・・・ あれ?? いんやぁあ~~~~ どうも勝手が違うなぁあ~~・・・・・
ホールドがなかなか見つからず、立ち往生する事暫し、右往左往でグダグダな状態である。
ちょっと岩登りを 「なめてた」 かなぁあ~~~~・・・・・・・
インドアジムクライミングの室内壁とは、まったく違う感覚で
ダイアゴナル・フラッキング等の2点保持系のムーヴなんてほとんどなく、3点保持が基本のようだ。
これ、「インドアとは違うものである」と頭を切り替えてやらねば・・・・
しっくりこないけれど、登って登れない事はないので、ビレイポイントまで上がる。
ここから、ATCへロープをダブルで通し、懸垂下降で下まで降りる。
初の懸垂下降であったが、トップロープ状態で確保されている事もあり、恐怖は無かった。
友人P、受講生Hさん(ベテランのようで慣れている)と、続いて同じ事を終えると移動
いよいよマルチピッチで「草溝ルート」を登る事となる。
登る前に、ガイドSさんが色々と手筈を説明するのだが、予備知識の少ない僕等にはピンとこない。
まあとりあえず、登ってみれば分かるだろう。
まず、ガイドSさんが、ダブルロープでロープを振り分けつつリードで登っていく。
ビレイポイントである第一バンドのテラスへ着くと確保支点をセット
セットが終わった段階で上から声がかかり、いよいよ僕が登り始める。
相変わらずしっくりこないが、あれこれと効率的なムーヴなんて考えてる余裕もないので
とにかく上へ上へ、僕のロープの支点となっているヌンチャクなどを回収しながら登る。
で、なんとかガイドSさんのいるビレイポイントへ到着
デイジーテェーンで自己確保すると、友人P,受講生Hさんが上がってくるのを待つ。
大丈夫か、友人Pよ!
全員ビレイポイントのテラスまで登ったところで、1ピッチ目終了
同じ流れで、2ピッチ目の「第一クラック」へ取り付く。
この岩登り独特の縦に伸びるクラックをレイバックというムーヴで上って行く。
慣れ親しんだ対角線の動きの一種なので、まあそこそこしっくりくる動きではある。
さすが2ピッチ目ともなると、徐々に高度感もでできて、ロッククライミングっぽくなってきた。
なんか楽しい!!
2ピッチ目終了までもう少し がんばれ 友人Pよ!!
で、全員ビレイポイントの第二バンドのテラスまで登ったところで、2ピッチ目終了
3ピッチ目は易しいルートであり、妙義山等でよく目にするような鎖無し・勾配の緩い岩稜である。
一応安全を配慮して、同じようにスタカットで登る。
3ピッチ終了点の第三バンドへ着くと、バンド上を左へ移動
4ピッチ目は、大根おろしフェース脇の「No20クラック」を登る事とする。
ここまで来ると若干岩登りにも慣れてきて
もうジムクライミング的なムーヴは忘れ、とにかく思い切って登っていた。
そう、楽にレストできる場所が至る所にある為
腕で体を引きつけないように上る事に、それほど神経を使う必要もないのである。
4ピッチ目を登り切ると、「天狗の踊場」と呼ばれる広いテラスへでる。
崖から離れた安全なスペースでヘルメットを脱いで腰を下ろし、友人Pと受講生Hさんを待つ。
大丈夫なのか 友人Pよ!!
もう少しで「天狗の踊場」だぞ、がんばれ 2人とも!!
で、友人Pは大丈夫ではなかったのだ。
途中2回足を滑らせフォール、あばらを痛めたらしい。油断禁物である!
当初予定では、天狗の踊場から懸垂下降で降り、権兵衛チムニーを登る予定だったのだが
人が多く、順番待ちが長引きそうなので予定変更。
ロアーダウンで第三バンドまで降ろして貰い、トップロープで「大根おろしフェース」を登る事とする。
ここ、垂直に近いフェースを、小さな突起を頼りに地っ味~~~~~~に登るルートで
本日最高グレードⅤ+(5・8相当)と聞いちゃあ、落ちる訳にはいかない!!
が、登り始めていきなり足を滑らしフォール(情けない)
気を取り直すと、壁から体を離さないように、慎重にホールドを探り登っていくとようやく天狗の踊場へ
なんとかクリアーできて、ホッとする。
三人とも大根おろしを終えるともう時間もなくなり、ロープをしまい、靴を履き替えてそのまま山頂へ
5分ほども歩くと三ツ峠山山頂となる。
すでにガスがかかり始めており、富士山も見えないので早々に下る。
で、5分ほどで四季楽園へ戻る。
明日、「雨が降らなかったら再びマルチピッチ」を、「雨だったら室内壁でロープ講習」を
という事でいったん散会、僕等はテント場まで戻る。
あとはビールで乾杯 → 飯 → ささやかな宴 というお約束の流れ
明日、雨が降らない事を願い、9時30分頃就寝した。
[24日]
天気予報では、午後から雨という予報だったのだが、朝から雨が降っている。
岩登りは無理、という事で室内壁でロープ講習をする事となる。
金と時間が逃げていく~~~~~ 残念!!!!!
四季楽園から1分も山頂方面へ歩くと、左手に二階建ての建物がある。
で、一階の一部がちょっとした室内壁となっているのだ。
ここで、本日から受講のKさん(仮称)も交え基本的なロープワークなどを教えてもらう。
僕等はずぶの素人なので、知らない事ばかりだが
他の受講生お2人は、知っている事の再確認となっているようで、なんだか申し訳ない。
で、11時30分頃室内壁での講習を終えるといったん四季楽園へ戻り、暫しのコーヒータイム。
いまではでっかい四季楽園の愛犬「ジャック」の子犬時代の写真が飾ってあり、頬が緩む。
昼食を済ますと、12時30分頃下山を開始、 1時過ぎ、ガイドSさんと別れた。
今回で、岩登り・マルチピッチがどういうものであるか、何が楽しいのかがなんとなく分かった。
2日も講習を受ければ、すぐにリードで登れると思っていたのだが、そうはいかないようで
なかなか、金と時間が必要となりそうである。
身近に詳しい人間がいたり、僕が山岳会に入ったりすれば、まだ良いのだろうが
まあ、そういっ事はどうもわずらわしくて馴染めないし、無いものをねだってみても仕様がない。
今後は、なるべく早く自立できる(リードで登れる)ようにプランを講じていかねばなるまい。
「面倒くさいに勝つ」のだ。
頼むぞ 友人P!!!
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残念ながら24日は雨となった為、山小屋「四季楽園」の室内壁でロープワーク講習となり
岩登りを体験できたのは、結局23日の午後だけとなってしまった。
まあなにしろ、やる事、見る事、全てが目新しく
インドアクライミングとはまた違ったおもしろい(ちょっと怖い)体験ができた事は確かだ。
[23日]
朝9時、河口湖駅でガイドの方(仮称ガイドSさん)・もう1人の参加者と待ち合わせ
ガイドSさんのクロカン四駆に、後ろから友人と車(普通乗用車)で付いていく。
御坂峠を上ると右へ分岐、三ツ峠登山口方面へ
たくさんの車が止まっており、なかなか止めやすい場所が無い。
暫く上がった所で、2台ほど駐車できるスペースへ僕らの車を停め荷物を積み替えると
ガイドSさんのクロカン四駆へ乗り込む。
激しく段差のあるガレガレの林道を、えっちらほっちら乗り越えていく。
さすが、クロカン四駆!!
最終の駐車場へ車を駐車すると、ここから林道歩き
40分も上ると、山小屋「四季楽園」へ到着する。
ガイドSさんともう1人の受講生(仮称Hさん・60歳位か?)は四季楽園泊まり
僕らは、ここから2分ほど上ったテン場泊まりなのでいったん別れる。
このテン場、なかなか展望がよく、きれいに連なる南アルプスなどが見えてうれしい。
テント場から 遠く南アルプス

テントを張り終え、昼食を済ましてしまうと、集合場所である四季楽園前のテラスへ行く。
ここは、これから登る屏風岩や富士山が望めるビューポイントである。
三ツ峠屏風岩

富士山

さて、ここから10分も下ると、岩登りのポイントへ着き、既に多くのパーティーが取り付いている。
僕らは準備運動を兼ね「リーダーピッチ」というルートを、まずはトップロープで登る事に。
ガイドSさんがビレイポイントまで上ると、トップロープ状態にセッティング、まずは僕が登る事になる。
で、岩に取り付いてみるのだが
ん・・・・・・ あれ?? いんやぁあ~~~~ どうも勝手が違うなぁあ~~・・・・・
ホールドがなかなか見つからず、立ち往生する事暫し、右往左往でグダグダな状態である。
ちょっと岩登りを 「なめてた」 かなぁあ~~~~・・・・・・・
インドアジムクライミングの室内壁とは、まったく違う感覚で
ダイアゴナル・フラッキング等の2点保持系のムーヴなんてほとんどなく、3点保持が基本のようだ。
これ、「インドアとは違うものである」と頭を切り替えてやらねば・・・・
しっくりこないけれど、登って登れない事はないので、ビレイポイントまで上がる。
ここから、ATCへロープをダブルで通し、懸垂下降で下まで降りる。
初の懸垂下降であったが、トップロープ状態で確保されている事もあり、恐怖は無かった。
友人P、受講生Hさん(ベテランのようで慣れている)と、続いて同じ事を終えると移動
いよいよマルチピッチで「草溝ルート」を登る事となる。
登る前に、ガイドSさんが色々と手筈を説明するのだが、予備知識の少ない僕等にはピンとこない。
まあとりあえず、登ってみれば分かるだろう。
まず、ガイドSさんが、ダブルロープでロープを振り分けつつリードで登っていく。
ビレイポイントである第一バンドのテラスへ着くと確保支点をセット
セットが終わった段階で上から声がかかり、いよいよ僕が登り始める。
相変わらずしっくりこないが、あれこれと効率的なムーヴなんて考えてる余裕もないので
とにかく上へ上へ、僕のロープの支点となっているヌンチャクなどを回収しながら登る。
で、なんとかガイドSさんのいるビレイポイントへ到着
デイジーテェーンで自己確保すると、友人P,受講生Hさんが上がってくるのを待つ。
大丈夫か、友人Pよ!
全員ビレイポイントのテラスまで登ったところで、1ピッチ目終了
同じ流れで、2ピッチ目の「第一クラック」へ取り付く。
この岩登り独特の縦に伸びるクラックをレイバックというムーヴで上って行く。
慣れ親しんだ対角線の動きの一種なので、まあそこそこしっくりくる動きではある。
さすが2ピッチ目ともなると、徐々に高度感もでできて、ロッククライミングっぽくなってきた。
なんか楽しい!!
2ピッチ目終了までもう少し がんばれ 友人Pよ!!

で、全員ビレイポイントの第二バンドのテラスまで登ったところで、2ピッチ目終了
3ピッチ目は易しいルートであり、妙義山等でよく目にするような鎖無し・勾配の緩い岩稜である。
一応安全を配慮して、同じようにスタカットで登る。
3ピッチ終了点の第三バンドへ着くと、バンド上を左へ移動
4ピッチ目は、大根おろしフェース脇の「No20クラック」を登る事とする。
ここまで来ると若干岩登りにも慣れてきて
もうジムクライミング的なムーヴは忘れ、とにかく思い切って登っていた。
そう、楽にレストできる場所が至る所にある為
腕で体を引きつけないように上る事に、それほど神経を使う必要もないのである。
4ピッチ目を登り切ると、「天狗の踊場」と呼ばれる広いテラスへでる。
崖から離れた安全なスペースでヘルメットを脱いで腰を下ろし、友人Pと受講生Hさんを待つ。
大丈夫なのか 友人Pよ!!
もう少しで「天狗の踊場」だぞ、がんばれ 2人とも!!

で、友人Pは大丈夫ではなかったのだ。
途中2回足を滑らせフォール、あばらを痛めたらしい。油断禁物である!
当初予定では、天狗の踊場から懸垂下降で降り、権兵衛チムニーを登る予定だったのだが
人が多く、順番待ちが長引きそうなので予定変更。
ロアーダウンで第三バンドまで降ろして貰い、トップロープで「大根おろしフェース」を登る事とする。
ここ、垂直に近いフェースを、小さな突起を頼りに地っ味~~~~~~に登るルートで
本日最高グレードⅤ+(5・8相当)と聞いちゃあ、落ちる訳にはいかない!!
が、登り始めていきなり足を滑らしフォール(情けない)
気を取り直すと、壁から体を離さないように、慎重にホールドを探り登っていくとようやく天狗の踊場へ
なんとかクリアーできて、ホッとする。
三人とも大根おろしを終えるともう時間もなくなり、ロープをしまい、靴を履き替えてそのまま山頂へ
5分ほども歩くと三ツ峠山山頂となる。
すでにガスがかかり始めており、富士山も見えないので早々に下る。
で、5分ほどで四季楽園へ戻る。
明日、「雨が降らなかったら再びマルチピッチ」を、「雨だったら室内壁でロープ講習」を
という事でいったん散会、僕等はテント場まで戻る。
あとはビールで乾杯 → 飯 → ささやかな宴 というお約束の流れ
明日、雨が降らない事を願い、9時30分頃就寝した。
[24日]
天気予報では、午後から雨という予報だったのだが、朝から雨が降っている。
岩登りは無理、という事で室内壁でロープ講習をする事となる。
金と時間が逃げていく~~~~~ 残念!!!!!
四季楽園から1分も山頂方面へ歩くと、左手に二階建ての建物がある。
で、一階の一部がちょっとした室内壁となっているのだ。
ここで、本日から受講のKさん(仮称)も交え基本的なロープワークなどを教えてもらう。
僕等はずぶの素人なので、知らない事ばかりだが
他の受講生お2人は、知っている事の再確認となっているようで、なんだか申し訳ない。
で、11時30分頃室内壁での講習を終えるといったん四季楽園へ戻り、暫しのコーヒータイム。
いまではでっかい四季楽園の愛犬「ジャック」の子犬時代の写真が飾ってあり、頬が緩む。
昼食を済ますと、12時30分頃下山を開始、 1時過ぎ、ガイドSさんと別れた。
今回で、岩登り・マルチピッチがどういうものであるか、何が楽しいのかがなんとなく分かった。
2日も講習を受ければ、すぐにリードで登れると思っていたのだが、そうはいかないようで
なかなか、金と時間が必要となりそうである。
身近に詳しい人間がいたり、僕が山岳会に入ったりすれば、まだ良いのだろうが
まあ、そういっ事はどうもわずらわしくて馴染めないし、無いものをねだってみても仕様がない。
今後は、なるべく早く自立できる(リードで登れる)ようにプランを講じていかねばなるまい。
「面倒くさいに勝つ」のだ。
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