2月中旬、かつて岩登り講習でお世話になったガイドOさんの下、八ヶ岳雪山講習を行った。
ガイドさんに連れられてのピークハントとかではなく、雪山での基本技術の習得が目的である。

基礎技術も指導者も無く雪山へも登る様になって約5年が経過、遅いぐらいだがここらが潮時。
僕なりに雪山登山・雪上幕営も経験し、聞きたい事も山盛り、八ヶ岳雪山講習と相成りました。

10時前、多くの登山者で賑わう美濃戸山荘前を出発し昼頃、赤岳鉱泉に到着。
幕営・荷物整理を終えると、雪山講習開始。

赤岳鉱泉へ向け歩く友人P
Snowclass_2012_0001.jpg

やがて白き横岳お目見え
Snowclass_2012_0002.jpg

アイスキャンディー登場で赤岳鉱泉到着
Snowclass_2012_0003.jpg


●ガリガリに氷化したアイスキャンディーの麓をクラストした斜面に見立ててのアイゼン歩行講習。
●横岳の麓、ノートレースの斜面を使ってのラッセル講習。


っと雪山歩行の基礎を学んだところで日没間近、初日の雪山講習はおしまい。
この技術をしっかり自分のものとする為には、これらが必要とされる場に自分の身を置かねばなるまい。

テントへ戻るとガイドOさんお手製のカレーで夕げ。
山小屋ではなくテント泊にしたおかげで、雪山生活術も学ぶ事ができ、色々と参考になる事があった。
寒いのは嫌だが・・・



2日目、ガイドOさんお手製のトン汁で腹ごしらえを済まし出発。
ヘルメット・ハーネス装着で曇天の下、中岳の麓へ入ると登山道を逸れ、ノートレースの沢筋へ進む。

曇天の下、登山道を離れ沢筋へ
Snowclass_2012_0004.jpg

どうやら、登山者で賑わう文三郎尾根と、阿弥陀岳への登山道との間に広がる雪面を登り
中岳を目指すというプランらしい。
独自ルートの為ノートレース、他に誰も居ないので、雪山講習にはうってつけ。

ロープで僕と友人Pを繋ぐと岩登り同様、スタカット(リード行動・セカンド確保)で基本行く。
プロテクションのとり方・スタンディングアックスビレイなどを学びつつ「つるべ」で登る。

登るにつれ青空も拡がってきて気分高揚。
岩登りのような緊張感も無く、ロープを使い雪山をスタカットで登る新鮮さが楽しい。

登るにつれやがて・・・
Snowclass_2012_0005.jpg

雲もちぎれてきて・・・
Snowclass_2012_0006.jpg

快晴で空真っ青
Snowclass_2012_0008.jpg

横岳・硫黄岳
Snowclass_2012_0009.jpg

赤岳を仰ぐ

Snowclass_2012_0007.jpg

トラバースのP(ガイドOさん撮影)
Snowclass_2012_0014.jpg

トラバースの僕(ガイドOさん撮影)
Snowclass_2012_0015.jpg

昼頃、赤岳・中岳のコルへ到着もタイムアップ、ここを終了点とし、雪山講習もおしまい。

終了点から赤岳
Snowclass_2012_0011.jpg

終了点から権現岳
Snowclass_2012_0010.jpg

麓から横岳
Snowclass_2012_0012.jpg

麓から赤岳
Snowclass_2012_0013.jpg

僕らの可能性がまた少し広がってしまった。


登った標高の分だけ募金する 「Give My Climb運動」はコチラからどうぞ


登山ブログランキング参加中です。
この記事を読んで山へ登りたくなった方・風景を楽しんでくれた方
役に立った、楽しかった、面白いと思った方
下の登山ボタンを「ぽちッ」と押してくれるとありがたいです。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ     あなたのその優しい「ぽちっ」がこのブログを支えています。
にほんブログ村



2011年5月21日 二子山中央稜マルチピッチクライミングで二子山の頂に立った馬鹿な男達の話。

東日本大震災への義援金はコチラからどうぞ
登った標高の分だけ募金する 「Give My Climb運動」はコチラからどうぞ



クラシックルートへの足がかり、二子山中央稜を攀じ登って(クライミングして)きた

【以下、二子山中央稜マルチピッチクライミングの顛末】

朝5時東京の自宅を出発、関越道花園で降り「すき家」で朝食といつもの流れ。
かつてツーリングでよく訪れた志賀坂峠へとドライブ、民宿登人で右に折れ林道走行。

緊張している友人Pを尻目に、何故か気持の抑揚がイマヒトツない僕。
7時40分頃、二子山登山口へ到着。

二子山登山口到着

thum_2011Futago0001.jpg

ハーネスを着けザックを背負うとゆるゆると登山道を進む。
クラミングエリアの一つ「祠エリア」を過ぎ、途中分岐点を見落とし遠回りしながらも8時20分頃
二子山中央稜の取り付き点へ到着、8時半過ぎ友人Pがリードで(先に)1ピッチ目を攀じりだす。

祠エリア 壁かぶってます 到底無理

thum_2011Futago0003.jpg


●1ピッチ

ルンゼを辿り、右上にトラバース、立木を過ぎ上を見上げると、そこに終了点が見える。

僕もセカンド(確保された状態)で取り付くも
先日の飯豊連峰縦走で痛めた膝(水たまり・裏筋痛め)・病み上がり(風邪をひき高熱)の影響もあり
グダグダ。 のっけから不安。

1ピッチ目に取り付くP

thum_2011Futago0004.jpg

終了点からローソク岩
thum_2011Futago0005.jpg


●2ピッチ

ボルトにつられ素直にフェースを直上、落ち着いたところで右に乗っこし、暫し上り終了。

まだ1ピッチ目だと思い込んでいた友人Pがリードで登ってしまった為、再びセカンドで行く僕。
途中Pの不適切なアドバイスに騙されるも、方向修正して終了点へ、未だしっくりこない。

終了点から両神山
thum_2011Futago0010.jpg


●3ピッチ

「コーナークラック」を含むクラックルート、二子山中央稜の核心部

つるべで進み、本来Pが登る予定だったが、さきほどのピッチ間違いの仕業で、僕がリードで行く事に
なんとか最初のクラックはクリアしたものの、どうやっても「コーナークラック」の突破口が見つからず

結局昨年同様、ボルトに足を乗り上げたりして突破、驚くほど進歩のない自分に落胆。
ひろい大テラスに出ると、ここが終了点。 友人Pも登ってくると、いったんここで大休憩とする。

このクラックを登っていきます
thum_2011Futago0039.jpg

3ピッチ目を登る僕

thum_2011Futago02-0010.jpg

大テラスから下を望む

thum_2011Futago0014.jpg


この後の4・5・6ピッチはガバガバ(掴み易いホールド)が多く
ようやくクライミングを楽しみながら、つるべ(交互にリード)で快適に攀じっていく。

4ピッチ目
thum_2011Futago0015.jpg

4ピッチ目終了点で準備するP

thum_2011Futago0020.jpg

5ピッチ目
thum_2011Futago0019.jpg

6ピッチ目を登るP

thum_2011Futago0023.jpg

小広い6ピッチ終了点までやってくると、ここで二子山(西岳)山頂や憩う登山者が望まれ ホッ
とうとう喉元まできたぞっ

二子山山頂が見えた!

thum_2011Futago0026.jpg

登ってきた稜線を見下ろす

thum_2011Futago0027.jpg

この先は登攀用具不要、ロープ・ヘルメットをしまい靴を履き替えると稜線をゆるゆる進む。
岩ピークを幾つか越えると12時前、ついに二子山山頂に立つ僕らが居た。

「おつかれっ!!!」 っで、固く暑苦しい握手をする男2人  149509.gif

さらに 骨が折れそうなほど激しい抱擁   棒人間_l
まではしていない・・・

山頂近くの人の居ないピークに腰を落ち着けると、登ってきた中央稜などを感慨深く眺めつつ昼飯
僕が普段味わっている単独行の充実感とはまた違った喜びに浸る。
困難を突破した達成感などから来る幸せな気持を分かち合う、日常の僕からは乖離した感覚。

二子山中央稜を感慨深く眺める
thum_2011Futago0033.jpg

西岳より西方へ伸びる岩稜

thum_2011Futago0036.jpg

アルパインクラミング・バリエーションルートへの足がかり的位置づけに捉えていた二子山中央稜
構想から約2年、僕の骨折・友人Pの努力・幾度の対立を乗り越えて辿りついた頂だ。

素人から始め、ガイド山行で試攀・クライミング技術書で独学
厭世的な僕、山岳会に身をおかず手に入れた頂、まさにガチ、格別な感慨も必然。

ようやく独立したクライマーへの第一歩を踏み出すことができた。
より技術をあげ、いよいよ本チャンルートへ歩みを進めるばかり。 明日はどっちだ!


東日本大震災への義援金はコチラからどうぞ
登った標高の分だけ募金する 「Give My Climb運動」はコチラからどうぞ


登山ブログランキング参加中です 左下の登山ボタンを「ぽちッ」と押してくれるとうれしいなあ~~
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ     あなたのその優しい「ぽちっ」がこのブログを支えています。
にほんブログ村



ここ最近好天に恵まれず、なかなか「お山」へ登る事ができないでいる。
先日の3連休は鳥海山の登山口まで行ったのだが、「濃厚なガス」の為一歩も登らず撤退であった。
まったく・・・  秋田県くんだりまで行って強烈なダメージ ご苦労な事である。
 
で、ネタ切れ気味という事もあり、どうも人気の無い「クライミングネタ」を一つ
僕が実践している、クライミングトレーニングを紹介する。 どうかお付き合いを・・・・・



「クライミングは腕力じゃぁないよ ムーヴだよ」 なんて事言っている人に限って
「あなたに言われたくないぞ!」 っとつっこみたくなる様な、たくましい肉体をしている筈である。

確かにクライミング特有な動きである2点保持、カウンターバランスに代表されるいわゆる「ムーヴ」を
体得する事で、室内壁(クライミングジム)であればある程度のグレードは楽に登れるようになる。

しかしそれだけではあっという間に壁にぶちあたり、それ以上のグレードを登る為には
絶対にパワーが必要となるのだ。 そう、結局クライミングは「力」なのである。

クライミングに必要なパワーに代表されるものとして、まず「指力」が挙げられよう。
これ、なかなか一般的なトレーニング器具で強化できる類のものではない。

「指力」などを鍛える特殊なトレーニング器具として、インドアクイラミングのホールドを再現したような
メトリウス社の「フィンガーボード」・「ロックスリング」というようなものがある。

フィンガーボード
meto1.jpg

ロックスリング
meto02.jpg

設置方法の簡易さや値段の安さで、僕は「ロックスリング」を選択
アメリカのREIというインターネットショップで購入した。
円高の影響により、日本で買うよりも約1000円ほど安く買う事ができた。

苦心惨憺の結果、室内で洗濯物を干すのに使ったりするいわゆる「つっぱり棒」などを使ったりして
理想的とまでは行かないが、なんとか押入れのスペースに設置する事ができた。

「ロックスリング」をなんとか押入れに設置
Climbing Taining 007

取扱説明書に書いてあるトレーニング「10分間ワークアウト」とやらを早速試してみたのだが
今の僕の指力ではできない課題がいくつもあるので
当面はこの「10分間ワークアウト」達成を目標としようと思う。
「10分間ワークアウト」が楽にこなせるようになれば、5・11も見えてくる! のだろうか?

こんな感じでクライミングのトレーニング
Climbing Taining 005

それと、ロッククライミングは体が柔らかいほうが有利である。
高いホールドに足を乗り上げる事(ハイステップ)が必要となるからだ。

で先日、「強制股裂き器」を購入、暫しこれを使い柔軟を行っていたのだが
膝内側の筋を痛めそうなので中止、今は器具を使わない方法で柔軟体操をやっている。

「強制股裂き器」で柔軟をする僕

Climbing Taining 010

こんな努力の向こう  目標とするクラシックルート(バリエーションルート)初完登の稜線から
僕らはどんな思いで、どんな風景を見るのだろうか・・・・・


登山ブログランキング参加中です 左下の登山ボタンを「ぽちッ」と押してくれるとうれしいなあ~~
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ     あなたのその優しい「ぽちっ」がこのブログを支えています。
にほんブログ村